ご支援者様

大変お世話になっております。

プロジェクト終了まで残すところあと6日となりましたが、前回に引き続き、今回はどうやってこの商品を日本へ輸入できることになったかについて、皆様と共有させていただきます。

ドイツの展示会(アンビエンテ)に参加した時点で、私はまだ貿易会社を立ち上げておらず、一般の会社員でした。無謀にも貿易のバックグラウンドのない私でしたが、思い立って乗り込んでいきました。これも勢いだったかと思います。2019年に帰国するまでの13年間カナダ・トロントで金融機関に勤めていたこともあり、海外とのビジネスや生活には慣れてはいましたが、貿易ビジネスは全くゼロからのスタートでした。ただ思いだけは、日本に帰国してからは、いい商品を絶対日本へ紹介したい、毎日その思いでいっぱいでした。

そして昨年２月某日、思い立ってドイツへ向かっている自分がいました。この時既に会社を設立する決心をしていましたので、出展4500社全部を回ってでも絶対にいいものを見つけてくる！と羽田国際空港を出発したのでありました。

そして話は、このリサイクルペットボトル100％再生繊維で出来たバッグシリーズの商談に戻ります。展示初日にいきなりこの商品と出会って衝撃を受けた訳ですが、問題は貿易事業実績がゼロの私と誰が取引をしてくれるのだろうか、ということでした。２日目も挨拶に行ってちょろちょろと店内を見まわし、商品を触って立ち去りました。今回は特に何も声を掛けられることはなかったのですが、内心はもじもじソワソワしていました。そして帰国前日の４日目、満を持して商談を申し出たところ、“あれ、また来たの？”と受付の女性に言われた後、責任者を呼んでくださり、あっけなく了承をいただきました！笑　ただ、その日は非常に忙しく、日本からも多数の人が来た！とのことで、展示会が終わってから再度商談しましょう、ということになり、ドキドキしながら翌日ドイツを後にしました。（つづく）

引き続き、ご支援賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます！