メイクで日本のエネルギーを伝えたい。Make up unknown in JPN

【撮影のオフショット】 

24日(木)に撮り直しを行ったのでその写真をいくつか載せさせていただきます。

6/1〜撮影を始め、撮影の回数も重ねていった訳ですが一番最初は何も分からずノリだけでやり、その時は満足したのですが後から見ると反省点がたくさん見つかり、落ち込み、自信を無くし、やる事さえ無謀だったんじゃないか?そもそもそんなメイクのスキルだったり知識がないのに—。とプロジェクトを始めて多くの人を巻き込んだことに対して後悔しそうになったときもありました。でも、できないながらも、毎回反省点を見つけ、みんなで話し合ったり、時にはその分野に詳しい方やプロの方にアドバイスを受け、まさにプロトタイプの作成→フィードバック→ブラッシュアップというデザイン思考のプロセスを踏むことができました。

何事も最初から完璧なものなんてできないのだからささっと手を動かし、そこからプロダクトを何度も市場に出してはブラッシュアップする。時にはコンセプトもプロダクトのブラッシュアップに伴いブラッシュアップする。このような過程を繰り返し、繰り返した後に素晴らしい物ができるのですね。きっと。考えてみれば一発でいい物を作ろうと思って作った人と何度もデザイン思考のプロセスを踏んで物を作った人では思考のプロセスの理詰めの部分やシンプルさ(いかに本質以外を削ぎ落すか)の部分では劣ってしまうとおもうのです。とりあえずまずは手を動かす。

シンプルだけどもなかなかできないこの行動。

でも、一回動かせばあとは磨く繰り返しなんですよね。

フットワークの軽さが大切ですね。

 

と、話が脱線してしまいましたが、ここからオフショットをお見せしたいと思います。

 

まずはMomokaの撮影から。
日本人としての精神を再確認、独自の視点でアイデンティティを表現。
「事をなすに極端を想像す」(福沢諭吉)
こちらも再度撮り直し、女性らしさを取り込みました。
メイクのみならずスタイリングにもご注目頂きたいです。

 

 

 

 

次にMakiの撮影から。
赤を基調に決断、女性の潔さをテーマにした作品です。

勇断なき人は事を為す能わず」(島津斉彬)
撮り直しを重ね、よりテーマを引き出せた一枚となりました。


 

今までカメラマン兼グラフィックを担当していたSariがNYに留学に行くため、この撮影から新しいカメラマンさんになりました。急なお願いにも関わらず協力していただき感謝しています。今までとはまた違った構図やモデルの表情を引き出していただきました。ありがとうございました。

 

2013/07/28 14:30