本日は6月の最終日となりましたが、進捗状況についてご報告が大変遅くなり誠に申し訳ございません。
「ALISTA」「ALISTA HYBLID」の出荷前検査は、弊社における過去の失敗から他部門からの応援を禁止して品質部門のみで深夜枠対応につき大幅な時間を要しておりますが、フレームの塗装ムラ以外にパーツの表面傷による不合格が新たに約1割見つかりました。さらに、合格品においても傷レベルは小さいながらほぼ全台数にパーツ傷があります。
原因につきましては、前回のフレーム亀裂問題で出荷前検査が全数不合格となり、完成品からパーツを取り外す際に付いた傷であることが判明しております。
品質に問題なく約9割が現地工場の判断基準にて合格レベルでありましたが、残念ながら日本基準では不合格のため、すぐに不足パーツを手配しておりました。コロナ禍におけるパーツ不足の中のためご報告できるまでにお時間をいただいてしまいましたが、昨日に全パーツの納入を確認出来ました。
本プロダクトの生産には現地工場の品質基準を上回る当社要求により、フレーム再製造とこれに伴う完成品の分解ならびにパーツ再手配で当初見込みより大幅な費用が発生しましたが、弊社にとって今回のALISTAは電動自転車関連事業の1号機であり、支援者様の支援金により製品化に向けてスタートを切ることが出来ました。
そのため、今回のパーツ交換はさらなる弊社指示による追加工数となりますが、工場側との交渉で今後のスケジュールを明文化して7月27日工場出荷の再契約による追加支払いを本日完了しました。
つきましては、今後は本スケジュールを死守して進められるよう工場側のフォローをしていく所存です。
度重なるアクシデントにより大幅な遅延となり、みなさまには多大なご迷惑をおかけしており心から申し訳なく、深くお詫びいたします。
末筆ではございますが、活動報告が遅れている中でコロナ禍における情勢をご心配いただくご丁寧な応援メッセージが多く届いており、スタッフ一同、身に余るお言葉に恐縮するとともに心折れることなく最後まで突き進む勇気をいただいており、この場を借りて心より御礼申し上げます。