【株式会社リコー発】ハンディプロジェクター革命。
手元から動画や画像をコードレスでどこでも瞬時に投影。伝えたいことを今すぐ効果的に!
「RICOH Image Pointer」

外装デザイン、バッテリ仕様についてのご連絡

こんにちは!リコーの和田雄二です!
クリスマスを皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私達は年の瀬にかけてRICOH Image Pointerの開発を頑張っております!
 
さて、本日は外装デザインとバッテリ仕様についてご連絡致します。

 

外装デザインについて

お待たせ致しました。外装デザインは検討の結果下記としました!(※1)
CG画像でご覧ください!
手持ちで必要な要素が何かを考え、使いたいときに使いやすく、持ち心地や機能性を考慮してデザインを行いました。
 
3Dプリンタでの試作を経て、今は金型を作って、実際の成形品をみて開発メンバーで触って試しているところです。
お届け時に喜んで頂けるような外装になるよう、色々なところをチェックしながら進めております。 お楽しみにお待ちいただければと思います!
 
また、デザインの検討経過の詳細について来年Facebookグループにてにお伝えすることを検討中です。こちらもどうぞよろしくお願いします。
※本Facebookグループはご支援者様向けに運営を行わせて頂いております。現時点ではご支援者様のみの参加に限らさせて頂いております。予めご了承ください。
 

バッテリについて

開発メンバーでの検討の結果、バッテリについては、3.7Vの1880mAhのリチウムイオン電池を採用することと致しました。
約55分(※1,2)の投影が可能なバッテリです。
 
選定にあたっては、
 
1.手持ち用途の投影で必要な時間バッテリーが持つ
2.手持ちに適した外装デザインを実現出来るバッテリーサイズ の2つを満たすか
 
という観点で検討を行ってきました。
 
バッテリーはサイズが大きければ大きいほど充電容量が大きくなり、投影時間も長く出来ますが、その分全体のデザインが大きく、重くなってしまいます。手持ちの用途という観点でそれは好ましいことではありません。バランスを取るべきです。
 
1.についてはどこまで長く出来るようにするか、というのが難しいポイントでした。
その中で、ご支援者様の声や私達で使用してみて議論をした結果、授業の一コマ(約50分)を目安とすることにしました。人が人に何かを説明するとき、この時間間隔が一つの区切りであり、RICOH Image Pointerを使うときもそれが一つの目安の時間であると考えました。
 
2.については、放熱デザインと筐体形状を見直し、外形サイズを一定以下にしたままバッテリのためのスペースが大きく取れるように設計検討を行いました。
こだわりの一つとしてファンレスデザインをRICOH Image Pointerでは採用しています。ファンレスによって温風が使用者にあたる煩わしさや、説明への集中を削ぐファンノイズを無くすことが出来ます。
ただ、ファンを使わないと、放熱のための部品を大きくなる傾向があります。外形サイズを一定にするとその分バッテリのためのスペースが無くなっていきます。プロト段階ではここのバランスがうまい具合に取れなかったのですが、それを解決するため新しい放熱デザインを検討しました。新しい放熱デザインでは筐体全体で冷やすことで、効率の良い冷却を実現することが出来ました。その分、バッテリのためのスペースを確保出来るようにしました。
 
採用したバッテリだけで映画を一本見るのは厳しいかもしれません。ただ、そのような場合には給電しながら使って頂くことで長い時間投影が可能です。
 

最後に

以上、12月のお届け品に関するご報告でした。お届けまで今しばらくお待ち下さい。 寒い日が続きますが皆様お体にお気をつけください。 それでは良いお年をお過ごしくださいませ!
 
※1 開発中につき、お届け時は多少変更になる可能性があります。
※2 フル点灯(45lm)時
 
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☆2020/12/28追記
ご支援者様からお問い合わせを頂きまして、外装デザインについて下記追加公開させて頂きます。
お届け品に関してより具体的にイメージを掴んでいただければ幸いです。
2020/12/25 18:22