フォトグラファー・山本直洋の挑戦!
世界初!世界七大陸最高峰・モーターパラグライダーによる空撮プロジェクト
第一弾:アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ

七大陸最高峰空撮プロジェクト活動進捗状況1

クラウドファンディング開始から1週間がたちました。

多くの方にご支援いただき、心から感謝をしております。
本当にありがとうございます!!

今週は栃木の烏山でサーマルソアリング(上昇気流による飛行)のトレーニングをしてきました。


僕はもともと烏山にあるスカイトライアルというパラグライダースクールでパラグライダーライセンスを取得しました。

卒業した今もお世話になっており、よく飛びに行きます。
このスクールの校長塚部さんは、今回のキリマンジャロ撮影の空撮マネジャーとして同行してもらうことになっています。

普通のパラグライダーは山の上から離陸し、上昇気流を捕まえて高度を上げます。
上昇気流がなければ高いところから低いところにおりていくだけになります。

動力を使うモーターパラグライダーは上昇気流がなくてもエンジンをふかせば高度を上げることができます。
上昇気流に当たると大きく揺れてしまうため、通常モーターパラグライダーでの動画撮影の時はできるだけ上昇気流を避けて飛行します。
しかし今回のキリマンジャロ空撮のように普通上がらないような高高度まで行く場合、うまく上昇気流を利用して効率よく飛ぶ必要があります。

目に見えない上昇気流を見つけるためには、雲の位置や形がとても参考になります。
今回烏山でのトレーニングでは、雲に近づきどの位置でそのような気流の動きがあるのかをチェックしてきました。

例えば積雲の下では吸い上げの上昇気流が発生しており、雲のどの位置でどれほどの上昇率があるのか、またその上昇気流の周辺は下降気流になっていたりするので、雲の形によってどの辺りが下降気流になるのか、などを雲のまわりをぐるぐる飛び回りながらチェックしてきました。

雲の上が晴れていて、自分の下に雲がある条件の時、雲に自分の影が映り込みそのまわりに真円の虹ができるブロッケン現象を見ることができます。

今回そのブロッケン現象も見ることができ、トレーニングとはいえとても楽しい1日となりました。

2019/06/29 02:43