〜 tobo bag BOOK から始まる 〜
編集ライターとカメラマンが立ち上げた
これからの出版を模索する集団 <MOOクリエイティブ>

デザイナー 宮田舞子さんからのメッセージ

昨日スタートし、すでに何名かの方々がご支援下さり本当に感謝しています。
ありがとうございます。

 

今日は、「tobo bag BOOK」のデザインを担当下さったデザイナーの宮田舞子さんについて、少しご紹介させて下さい。
 

本を作るには、グラフィックデザイナーが必要です。
 

コンセプトをビジュアルで体現する専門家は、
「本」全体を考え、そしてこれまでの当房ファンだけでない
新しいファンの心も振るわせる軽やかな感性を持った人がいい。

 

仕事で何度もご一緒した宮田舞子さんにおずおずとお願いすると、
話半分で「おもしろそう! やります私」と。

 

この瞬間、ちょっと死んでもいいと思いました(笑)。
 

心を震わせること、今この時代に必要と思うことを伝えたい、届けたい。
これからの時代を生きる人々の励ましやヒントになってほしい。
思いを、またこの人とも共有できたんだ、と思えたのです。

宮田さんが、今回のプロジェクトにメッセージを寄せてくださったので、ご紹介させて頂きます。

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この度は、MOOクリエティブの第1弾作品、
tobo bag bookに参加させて頂き、
ありがとうございました。

「紙ってこのままじゃだめになる」

三輪さんはそうおっしゃいました。

私がデザインの世界に入った頃くらいからか
段々と紙媒体は廃刊、休刊するようになり
今では電子化も進んでいます。

紙はいつかなくなるかもしれない、
私自身そう感じていました。

電子化、Web化はけして悪いことではない。
でも、形のある本、の魅力も大事にしたい。
残って欲しい。

そのためには、
まず本そのものが魅力的でないといけない。
漠然とそういう思いがありました

デザイナーの仕事は、
本に携わる人々の頭の中にあるイメージを
その人たちに変わって具現化すること。
つまり、デザイナー自身も含め
みんなの気持ちもデザインに乗っかるのです。

作り手が楽しんで、
愛情を持って取り組まないと
本当に響くもの、魅力のあるものはできない。
そう思って取り組んできました。

だから今回、
この企画や本をとりまく環境への思いを伺い、
そういう本作りのお手伝いができるなら、
そしてお世話になった三輪さんに
少しでも恩返しができればという思いで
参加を決めました。

私自身、お手伝いといいながら
勉強させて頂いたこと、改めて感じたこと、
得るものがあったと感じています。

この本を手にした方も、
なにか得るものがあったら、
楽しんで頂けたら、うれしいです。

そして、この本がきっかけになり
本をとりまく環境が変わったら、と願っています。

宮田 舞子

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今回のプロジェクトに沢山の方々がメッセージを寄せてくださったので、
活動報告で少しずつご紹介させて頂きます。

どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。


MOOクリエイティブ

2018/02/08 18:46