堀越千秋集大成
画集刊行・追悼プロジェクト

堀越の40代の大作の撮影を行っていました。

ここに寄せられたコメントを読むたびに、多くの方に愛されていた堀越千秋のことが思い起こされます。

早いもので、堀越が亡くなってもう1ヵ月になります。
11月29日以来、総勢7名のスタッフとともに作品収蔵先に超高画質デジタルカメラを運搬し、月命日にあたる1日も、堀越の40代の大作の撮影を行っていました。現地滞在は4日に及びました。

画集の命は、優れた撮影によるデータ画像です。作品の運搬、設置、ライティングなど、スタッフ一同、作品の生命をそのまま取り込んだ撮影ができるよう仕事に当たっています。

彼の40代の作品は繊細にして大胆、美しい線描と荒々しい色彩、スケールの大きな堀越作品の魅力に圧倒されました。画集には作品本来の魅力が再現されなくてはなりません。
編集の仕事が佳境に至るのはまだまだこれからです。(大原)

2016/12/05 11:03