篠原あさみ さん
薬物依存症の息子を抱える母親役!
私の母は向日葵のように明るく前向です。その献身的な心が、どん底に落ちた家族を救ったと私は思っています。 母性という素晴らしい心。
しかし、その母性が!子を思う母の気持ちが!逆に共依存症という病気を引き起こし依存症を深刻化させている原因でもあります。
「子どもの問題を自分の問題にしてしまう」 一見当たり前でしょ!と思いますが…問題を解決するのは本人にしか出来ないんです。
依存症からの回復は、まさにそれです。 今回の母役は母性のコントロールが非常に重要かと考えています。
心の中で抱える複雑な心境、世間体、そして母性が揺れ動く、とても難しい役だと思います。 薬物依存症で一番苦しんでいるのは、お母さんです。
そのお母さんに光があることを知って欲しい。多くのお母さんが言います。
「あの子を殺して私も死のうと思った」 この現実に、どれだけリアリティを持てるかで母役は変わると思います。そこまで行くには家族との関係性をシッカリ持たなければ出来ないと思います。
篠原さんと弟役の百瀬さんは以前にも親子役を演じています。
2度目の親子役、様々な積み重ねを生かし、苦しんでいる母の光になれればと思います。
今日一日ありがとうございます。