フランス発祥の「味覚の一週間」
将来を担う子供たちに、五感を使って
味わうことの大切さや食の楽しみを体感してほしい

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「味覚の一週間」事務局長・瀬古と申します。

今、日本では、朝食を食べない子供が増えている、3人に1人の子供は親のいない食卓で食べる“孤食”、また切り身の魚や葉の無いニンジンしか知らない子供が増えてきたという状況から、ここ数年、“食育”が大きく取りざたされてきました。
私たちは、“味覚の教育活動”を行うことで、日本の子供たちの味覚と感性を豊かにしていくことを目的として、「味覚の一週間」をスタートしました。

このプロジェクトは、子供たちに、食への理解と、食べる喜び、そして日本の食文化を継承していくためのプロジェクトです。

フランスではじまった、「味覚の一週間」

フランスで26年以上にわたって毎年10月の第3週に実施されている味覚の教育活動で、もとはジャーナリストで料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏とパリのシェフたちが一緒になり、「味覚の一日」を開催したことに始まります。

当時フランスでは、子供たちを取り巻く食文化の乱れが深刻な問題となっており、次世代を担う子供たちにフランスの食文化をきちんと伝えようという思いから、年々その活動をフランス全土へと広げていきました。
1992年には特定の層だけでなく、全国民がフランス料理という国家遺産の素晴らしさを発見、学習する場として「味覚の一週間」という名称になり、一週間にわたってさまざまな催しが企画、開催されるようになりました。

今では8割以上のフランス人に認知され、企業だけでなく農業・漁業省なども参画し、フランスの食育活動のなかでも重要な位置を占めています。

日本では2011年に第1回が実施され、「味覚の授業」「味覚の食卓」「味覚のアトリエ」などのさまざまな取り組みをとおして、五感を使って味わうことの大切さや食の楽しみを体感しながら食文化と向き合うのを目的としています。

5回目となった昨年は、「味覚の授業」に157校370クラス、10491名が参加、味覚の多様性体験を提供する「味覚の食卓」には100軒を超えるレストランが参加し、子供たちを中心に、味覚と感性を豊かに育てる取り組みを行っています。

3人に1人の子供は
親のいない食卓で食べる“孤食”といわれる、日本

フランスと日本の食文化はどちらも伝統があり、味のよさ、調理技術、創造性、バラエティなどどれをとっても優劣つけがたいものです。

しかし、違いがあるとすれば、フランス人は食材や食事、サービスについて、単においしい、よいと済ませるのではなく、それを人に伝えようとおしゃべりします。
この食材の組合せのどこがおもしろい、この調理法の何が新しい、季節によって異なる味わいなどなど……そうした味覚の違いがわかる感性とそれを表現する言語能力は、子供の時に身につくとフランス人は考え、「味覚の授業」という運動が起こりました。

一方日本では、朝食を食べない子供が増えている、3人に1人の子供は親のいない食卓で食べる“孤食”、また切り身の魚や葉の無いニンジンしか知らない子供が増えてきたという状況から、ここ数年、“食育”が大きく取りざたされてきました。

そのような現状をふまえ、フランスの「味覚の一週間」と連携して“味覚の教育活動”を行うことで、日本の子供たちの味覚と感性を豊かにしていくことを目的としてスタートしたのが「味覚の一週間」です。

「味覚の授業」で子どもたちは、「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」そして「うまみ」を加えた5つの味を舌で味わい、頭で感じ、口に出してその感覚を言い合います。
子供たちの中には、それぞれの味というのがはじめて理解でき、苦いものも「苦いから嫌い」なのではなく、「これが苦味だよ」と言いながら食べられるようになったという子もいるようです。

将来的に日本の食を担っていく子どもたちに、
トック(コック帽)とディプロム(証書)をプレゼントしたい

今年で6回目を迎える「味覚の一週間」。
なかでも、小学生を対象として、シェフをはじめとした食のプロフェッショナルが、ボランティアで授業を行う「味覚の授業」は年々、多くの学校から支持されており、参加希望の学校も今年はさらに増える見込みです。

“食育”が話題となっている昨今、子どもたちが味覚というものを知る良い機会となり、また、それがきっかけとなって、将来、食にまつわるプロフェッショナルを目指す子どもたちもいるようです。
将来的に日本の食を担っていく子どもたちに、味覚の授業を受けた証として、トック(コック帽)とディプロム(証書)をプレゼントしたいと思います。

味覚の授業を受けた小学生たちに贈るトック(コック帽)とディプロム(証書)は、これまでフランス本国から支給されておりました。
しかし、参加希望の学校が増える見込みのため、今回から支給がなくなってしまいました。
同時にスポンサーが減少いたしまして、経費の面で大変苦しい状況です。
皆様にご支援いただいた資金でトック(コック帽)とディプロム(証書)を用意したいと思います。

子供たちに、一生忘れられない思い出を胸に刻んでほしい

「味覚の授業」に参加して、「五味」(塩味、酸味、苦味、甘味、うまみ)を初めて知ったという子供たちも多いようです。
食のプロフェッショナルの指導のもと、五味を舌で味わい、食材の香りや温度を鼻や肌で感じ、言葉にするという感覚を初めて体験した子供たちは、「トック」と「ディプロム」を手にし、一生忘れられない思い出として胸に刻むことになります。
食への理解と、食べる喜び、そして日本の食文化を継承していくためにも、「味覚の一週間」の活動を盛り上げていきたいと思います。

「味覚の一週間」を「食育」の中心的な存在へ

フランスでは、フランス国立文化評議会も加わり、2015年に行われた「味覚の一週間」の中心的な活動である「味覚の授業」には、約5,000人の料理人が参加、150,000人の生徒が受講しました。

日本でも、すでにご協力いただいているシェフの方々や食関連の仕事をされている方々に加え、今後は企業や政府機関も巻き込んで、「食育」の中心的な存在へと成長することを目指します。

応援コメント

「味覚の一週間はフランスで25年以上続く国家的なイベントで、
5000人のシェフがボランティアで参加し、20万人の小学生に授業を行っています。
“おふくろの味”が消えつつある日本で、
もっとこの輪が広がっていけばいいなと願っています」

「味覚の一週間」呼びかけ人/服部栄養専門学校理事長・校長 服部幸應

「子どもたちに味わうことの大切さや食の楽しみを実感してもらう
『味覚の授業』は、年々、参加する小学校も増えています。
“食”は五感を全開にして楽しむことを、
もっと多くの子どもたちに伝えていきたいと思います」

「味覚の一週間」呼びかけ人/料理研究家 藤野真紀子

 

ほかにも呼びかけ人はこのような方々が名を連ねています。

磯村 尚徳(日仏メディア交流協会会長、元NHK報道局長)
三國 清三(『オテル・ドゥ・ミクニ』オーナーシェフ)
柳原 一成(近茶流宗家『柳原料理教室』主宰)
内坂 芳美(日本味覚教育協会会長、料理研究家)

リターン

¥1,000
≪お礼のメッセージプラン≫
・お礼のメッセージ

\5,000
≪味覚の一週間のシェフがセレクトした食材プラン≫
・お礼のメッセージ
・味覚の一週間に協力してくださっているシェフがセレクトした食材をさしあげます(内容はお楽しみです)。

\10,000
≪レストランお食事券プラン≫
・お礼のメッセージ
・九州、関西(大阪、京都、兵庫)、名古屋にある「味覚の一週間」にご協力してくださっている飲食店のお食事券(5000円分)をさしあげます

\20,000
≪子どもシェフ、パティシエ体験プラン≫
・お礼のメッセージ
・フランス人三ツ星シェフ クリスチャン・ル=スケールの親子料理教室

今年の「味覚の一週間」招聘シェフ、クリスチャン・ル=スケール氏による「親子料理教室」にご参加いただけます。クリスチャン・ル=スケール氏はパリ『ル・サンク』(『フォーシーズン・パリ』内)のシェフを務め、就任早々三ツ星を獲得した、今最も注目を集めるシェフのひとりです。親子で本物の味を学び、体験するよい機会となります。

会場:『Kai House(カイハウス)』
(東京都千代田区岩本町3-9-5 K.A.I.ビル1・2階)
日時:10月22日(土)
時間:お昼前後の予定
定員:16~18名

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