はじめまして。信州蕎麦リング コーディネーターの小原知子です。
長野県北部の課題を「そば」を切り口に解決していく試み「信州蕎麦リング」の活動が2015年、スタートしました。
その活動を広げるために、信州から「そば」につながるモノ・コト・ヒトを繋ぎなおすマガジン「SOBAZINE(ソバジン)」を創刊したいと、今回クラウドファンディングにチャレンジをいたします。
応援、よろしくお願いいたします。
信州蕎麦リングは、そばで有名な長野県北部(長野市、飯綱町、信濃町)でスタートした「中山間地域が抱える課題を、そばを切り口に解決しよう」という取り組みです。世代や職業を超えて様々な人が繋がり、新しい循環の環が広がっていくイメージから名づけました。
中山間地域は、自然とそこに暮らす人々の営みによって形成されてきた、里山と言われる美しい日本の田舎の風景と文化が息づく場所。けれども、主な産業であった農林業は衰退し、過疎化・高齢化により、土地の荒廃が進んでいます。
そばは、比較的栽培に手がかからず、土地を蘇らせる効果が高い作物と言われています。特に、この地域はそば処信州の中でも、寒暖の差が激しく、美味しいそばが育つと評判の産地。そば好きは多く、全国的な需要も伸びる中で、質の良い国産のそば粉は常に不足している状況でもあります。
そこで、2015年の夏に、まずは試験的に発起メンバーの2つの農家が保有する土地でそばの栽培をスタート、秋には約100kgの玄そばを収穫することができました。
そばは夏、秋と1年に2度収穫できる作物ですが、私たちは香りの高い秋そばのみ栽培しています。栽培エリアは、標高500-700m、寒暖差が激しく朝霧が発生しやすい高原。日当たりと水はけが良い火山灰土の土地です。
試験的な規模ではありましたが、おかげさまで翡翠色の美しい、独特の香りと粘りを持つ最上級のそばを収穫することができました。
▲実際に収穫されたそばの実(そば米)
しかし、課題も生まれました。「比較的手がかからない」といわれるそばですが、種蒔きや収穫時期には人手がかかります。種蒔きの日に向け、メンバーや地元のボランティア、8名ほどの人員を確保していましたが、相手は自然。悪天が続き、スケジュールは延期を繰り返し、ようやく作業ができる日に現場に入れたのは4名のみ。ミッションを果たしていくために、必要なタイミングで作業を行うことのできる体制を作る必要性を、強く感じました。
一方で、多くの可能性も生まれました。「土地を提供したい」「何か協力したい」という地元の方や、「一緒に企画を立てたい」「自分も田舎が欲しい」「クリエイティブの面で手伝いたい」という首都圏の若い方の申し出など、ステキなご縁が増えました。
さらには、都市と地方、世代を超えた新たな交流により、ワクワクするアイデアが膨らむようになったのです。また、「そば」という作物が、フランスならガレット、ロシアならカーシャ(お粥)など、日本だけではなく、世界の様々な地域で、それぞれの歴史や文化を背景に、愛されていることにも気づきました。
この可能性を伝え、広げるためには?
私たちは活動の核となる、季刊のマガジンを創刊したいと考えています。
名前は「SOBAZINE(ソバジン)」です。
※上記画像は制作中のためイメージ画像です。
「SOBAZINE(ソバジン)」創刊号は30ページ前後の小冊子と、その内容にまつわる「付録」で構成します。
創刊号の内容は、下記を予定しています。
1 特集)信州蕎麦リングって?
2 特集)そば達人へのインタビュー
3 おそばのレシピ
4 SOBARING style
5 おばあちゃんの知恵
6 世界のおそばに
※上記画像は制作中のためイメージ画像です。
付録は、2015年に私たちが育てたそばを挽いた「そば粉」を予定。
特別な道具がなくても、キッチンにあるいつもの道具だけでそば打ちが楽しめるって、ご存知ですか?SOBAZINEの紹介レシピを参考にすれば、どなたでも手軽にそば粉をつかったお料理をお試しいただけます。
▲新鮮なそば粉で作った打ちたてのお蕎麦を、ご自宅で、簡単に楽しめます!
創刊号は、オンラインを中心に販売。一部、長野県内や都内で協力いただける店舗での販売も予定しています。
本誌と付録を使って試したレシピを撮影して、Instagramに投稿、人気の写真は次号紙面で紹介&プレゼントをお送りするなど、コミュニケーションと、新しいワクワクが生まれる仕掛けも考えています。
2号以降も、特集記事と連載記事からなる本誌と付録で構成の予定です。誌面とWEB、リアルな場をつなぎ、商品開発や、イベントなども企画していきます。
今回のクラウドファンディングにて皆様よりいただいたご支援は、①SOBAZINE創刊号の制作費用 ②土地や種の仕入れ、人件費やトラクター借用費用 等として活用させていただきます。
ご支援に対するリターンとしては、制作した「SOBAZINE」の冊子&付録のそば粉のほか、農業体験やそば打ちイベント等の招待券、畑の権利などをご用意させていただきました。
一緒に信州の中山間地域が抱える課題を解決していく仲間を、そして信州蕎麦リングをこれから創っていく仲間を、今回のプロジェクトを通じて募集したいと考えています。
厳しい自然の中、荒れた土地においても、力強く育ち、風味豊かな実をつけるそば。
日本だけでなく、世界各地で親しまれている作物です。
信州の中でも、とりわけ美味しいそばが取れるといわれる地、そこからワクワクを作っていこう、と信州蕎麦リングは生まれました。
SOBAZINEは、その取り組みの核となるマガジン。
そばをはじめ、自然とヒトが共生した中山間地域で育まれてきたモノ・コトを、
日本の田舎、都市、そして海外のヒトたちと共有しながら、
新たな営みとして再提案し、次の世代へ繋いでいきたいと考えています。
▲農家などの信州蕎麦リング発起メンバー&ボランティアの皆さん
あなたのくらしのそばに、SOBAZINEがある。
そんな未来を作っていきたいと思います。
ご支援、どうぞよろしくお願いします。
3,000円以上のご支援をいただいた方には、昨年収穫したそば粉をお返しとしてご用意しました。皆さんに「そば打ち」からおそばを楽しんでいただきたいという想いから、あえて「そば粉」のままお届けします。
そば打ちって、特殊な道具が必要なイメージもありますが、実は家庭にあるもので簡単に出来ちゃうんです。
のし板は、キッチン台にラップを敷くだけで大丈夫です。 麺棒は100均やホームセンターで購入してもよいけれど、まず試してみるならラップの芯でも代用できます!こね鉢はステンレスボウルで。 包丁はいつもの包丁で。
ぜひ、お家であなただけのおそばを作ってみてください。ご家族で一緒に作るのもオススメです♪
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・「SOBAZINE」創刊号(電子版) ※PDFにてお送りいたします
・収穫したそば粉(200g)
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・「SOBAZINE」創刊号(紙媒体)&収穫したそば粉400g(付録)
・長野県産りんごで作った美味しいシードル(750ml)
・「SOBAZINE」の誌面でサポーターとしてお名前掲載
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・「SOBAZINE」創刊号(紙媒体)&収穫したそば粉400g(付録)
・長野県産りんごで作った美味しいシードル(750ml)
・「SOBAZINE」の誌面でサポーターとしてお名前掲載
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・「SOBAZINE」創刊号(紙媒体)&収穫したそば粉400g(付録)
・長野県産りんごで作った美味しいシードル(750ml)
・「SOBAZINE」の誌面でサポーターとしてお名前掲載
・「信州蕎麦リング活動報告会・試食会」にご参加いただけます
※信州蕎麦リングのそば粉を使用したそばの試食をしていただけます。
※そば以外にも、信州のおいしいお土産をお持ちいたします。
※都内または長野市にて2016年7月の土日に開催予定です。参加会場はお選びいただけます。
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・「SOBAZINE」創刊号(紙媒体)&収穫したそば粉400g(付録)
・「SOBAZINE」の誌面でサポーターとしてお名前掲載
・チームが厳選した「信州の美味をたのしむbox」のお届け
※そばや、季節の農産物、食卓を楽しむグッズが入っています。
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・「SOBAZINE」創刊号(紙媒体)&収穫したそば粉400g(付録)
・チームが厳選した「信州の美味をたのしむbox」のお届け
・「SOBAZINE」の誌面でサポーターとしてお名前掲載
・「信州蕎麦リング活動報告会・試食会」と信州での「そば収穫体験会」にご招待
※活動報告会・試食会は7月に「都内」と「長野市」の2箇所で開催。参加会場はお選びいただけます。
※そば収穫体験会は10月中〜下旬に「信濃町」と「飯綱町」のいずれかで開催。
・信州蕎麦リングチームからの御礼のメール
・2号目以降、年間購読(年4回)の割引券
・「SOBAZINE」創刊号(紙媒体)&収穫したそば粉400g(付録)
・「SOBAZINE」の誌面でサポーターとしてお名前掲載
・「霧下そば」で有名な、長野県信濃町のそば畑一反(約1000㎡)分の収穫物を得られる権利(2016年秋そば収穫時まで)
※おおよそ玄そば60Kg分(そば粉にすると、その7割程度の量)ですが、収量は年によります。畑は信州蕎麦リングチームが責任を持って管理し、適時畑の様子をご報告すると共に、「SOBAZINE」紙上などでもご紹介します。
※保有された畑で収穫された玄そばは全てお送りさせていただきます(ご希望により、そば粉に挽いてお送りします)
※お店やカフェ、ご家庭でも!