ぼくが、ネパールに学校をつくる!
28歳シャラド・ライの挑戦。

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【コンビニ払い/銀行振込支援開始】(2/23)
コンビニ払い/銀行振込での支援希望をたくさんの方からいただいており、本プロジェクトでは支援終了期日まで、銀行振込での支援もお受けすることとなりました。
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【未来の学び場づくり、第1目標達成!】(2/11)
おかげさまで、プロジェクト開始から2週間弱で、100万円を突破いたしました!
現在支援してくださっている57名の方々をはじめ、今回のプロジェクトを友人・知人の方々に紹介してくださった沢山の方々に、深く感謝いたします。
「未来の教育をネパールから。」
YouMe School2校目の学校のテーマに掲げたこの言葉には、ネパールの教育機会均等だけではありません。日本の皆様や世界の方々に対しても、これからの教育のあり方や、学び方のスタイルを提案したいという思いが込められています。ぼくたちだからこそ可能な「未来の学び場」をつくるという夢を実現するため、これからも全力で頑張ります。

100万円

登記  ←おかげさまで、達成しました!

200万円

登記+土地の購入

250万円

登記+土地+最低限の備品の購入(机、テーブルetc)

500万円

登記+土地+備品+校舎建設

引き続き応援よろしくお願いいたします!

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はじめまして!

はじめまして、Sharad Rai(シャラド ライ)ともうします。
今は東京に住みSoftBankで働いていますが、生まれはネパールの片田舎で、大自然の中で育ちました。ネパールの田舎にあるぼくの故郷の学校は日本の学校とは違い、先生が学校に遅刻したりお酒飲んで休んだりすることがいつもいつも。先生方は授業のための準備なんて全然しません。
日本の学校では勉強だけでなく生活習慣や躾なども子どもたちに教えますが、ネパールの学校では教科書に書かれていることだけを淡々と読むように教えるだけです。そのため、子どもたちもまともに勉強できません。。


▲学校まで片道1~2時間かけて通っていました

ぼくとてもラッキーでした。なぜならお父さんが勉強を教えてくれたので、家で勉強できたのです。そのおかげで、10歳の時にイギリス政府とネパールの王様が一緒に作った国際レベルの学校に入学できました。何万人が受けて、99人が合格し、そのうちの33人が奨学金をもらえます。その33人に入ったことは本当に奇跡でした。その学校では、国から学費・食費・制服をすべて無料で提供してもらいました。
その後、小さなころから興味のあった日本へ留学して色々なことを学びました。

全く想像もしていなかったこの経験で、ぼくの人生は、国への恩返しを志す方向へ舵をきることになったのです

貯金ゼロでも実現した学校作り

たくさんのネパールの子どもにぼくのような経験をして欲しくて、故郷ネパールに学校をつくりました。きっかけはネパールと日本の違いを知ってからです。

ネパールは日本と全然違います。まず「約束」がありません。約束したって誰も守らないし、時間だって子どもから大統領まで守らないです
(もちろんぼくはちゃんと守りますよ!笑)
未だにカースト制度があります。学校では、下のカーストの子は毎日掃除、上のカーストの子は掃除なんてしたことありません。
行ける学校、就ける職業の可能性が全然違います。そもそも学校がない場所もありますですし、あっても先生が真面目じゃない。でもそれがネパールでは普通のことなんです。


▲日本の学校での講義風景

そんなネパールの学校のおかしさに気づかせてくれたのは、日本の学校を知った経験でした。みんなで掃除する、ちゃんと時間を守る、詳しくは後からにしますけど、ネパールと日本での自分の経験から、思ったんです、故郷ネパールに

ぼくが、学校をつくる。

でも、、、お金がありませんでした。

その頃はまだクラウドファンディングの仕組みも、支援してくれるNPO、そして寄付の仕組みなども全く知りませんでした。
だから、自分で稼いで作ろとしていました。スーパーのアルバイトで稼いたお金と先輩や友人たちから頂きましたお金で合計20万円ぐらいが集まりました。
そして、故郷の子どもたちの未来はどうしても無駄にしてほしくなかった気持ちをたくさんの方々に話して、現地の方々から頂きました10万円ぐらい寄付してもらいました。

これで合計30万円ぐらいになり、なんとか小さな校舎を建てることができ、学校を始めました。学校の名前は、「夢」と「あなたと私」という思いをこめたYouMe Schoolです。これから一所懸命働いて、10年間ぐらいでお金を集めて、この学校を立派な学校にしたいと思っておりました。


▲現在の学校の校舎

2校目をつくるのには理由がある

前につくった学校の一番大きな課題は、英語できる先生が現地でいないため、大都市から派遣しないといけないことと、経済的にいつも赤字になることです。今のままだと、1校目の学校は来年潰れる可能性もいくらでもあります。なぜならば、学校は寄付金で運営できているからです。

この2つの課題を解決できるのは、今度つくる2校目の学校です。2校目の学校はネパールの大都市に作って、その学校から得た利益で、1校目の学校を経済的に支える持続可能な仕組みです。そして、1校目の学校で先生不足の際、2校目の学校の先生たちに助けてもらうことも可能です。まさに今度つくる学校が幹となり、前につくった学校や今後ネパール各地へ作る学校=枝を持続的に支えていく仕組みができあがります。


▲テレビや新聞でも紹介してもらいました


▲1校目で実施している里親プロジェクトでの第一号、高校生の西村光紗さんと里子のキソール・カトリくん

 

 

▲里親プロジェクト第一号 西村光紗さんインタビュー

世界のマイクロソフトに直談判

マイクロソフトさんには、今度つくる2校目の学校できたら、パソコンラボを作っていただくことを検討してもらうため直談判しに行きました。2校目の学校の目処ができてきたら、ネパールの首都カトマンズからマイクロソフトの方々とカトマンズ大学のITを勉強している学生たちを、現地調査しに行きます。その後、どのような形で2校目の学校をサポートをできるかについて、プロジェクトを作って頂くことになっております。


▲首都カトマンズにあるマイクロソフト

糸井重里さんとの出会い

母校である立命館アジア太平洋大学を卒業後、副学長の今村先生がぼくのことを面白い活動をやっている卒業生と言ってくれて、糸井重里さんを紹介してくれました。糸井さんもぼくたちの活動を面白いといってくれて記事にもしていただきました。
ほぼ日刊イトイ新聞の記事
今も糸井さんは応援してくれていて、とてもありがたいことです。


最高に素晴らしい学校を考えた!

糸井さんに教えてもらったことも踏まえて最高に素晴らしい学校を考えています。



▲校舎も新しいカタチを構想中

下記、ぼくたちの計画している2校目の学校を発表します↓↓↓

1. テーマは「未来の教育を、ネパールから」

新しい学校では、単にネパールに現在の先進国のような学校を作るのではありません。むしろ世界に先駆けた新しい未来の教育を行う学校を目指します。
糸井重里さんとの対話でインスピレーションを得た『LINK, FLAT, SHARE』を軸にします。

~LINK~

人と人とが繋がること。子どもたち同士、子どもたちと先生、学校と地域社会、そして世界との繋がり。
ぼくたちがいま日本からネパールの学校のことを考えていることもまさに「繋がり」です。この「繋がり」がネパールの未来へ繋がります

~FLAT~

未だにカーストによって様々なことが分けられているネパールに、人はみんな本当は平等で同じ人間なんだということを学んで欲しいと思います。YouMe Schoolはネパール初のカーストフリーの学校です。
ぼくが日本で、皆が同じように学校の掃除をすることに感動したように、小さなことから気づいてもらえるような仕組みを取り入れます。

~SHARE~

今はSNSを見れば分かるようにシェアの時代です。ぼくたちがネパールのことを皆さんにシェアしているように、子どもたちにもシェアすることを学んでもらえるような学校にしたいと思ってます。
夢や思いをシェアすること、シェアが大きな力になって未来に繋がります。この新しい学校では地域の人とも、色々な体験を共有する場となります。

2. ネパールでITを学ぶ

IT を教育の中心に据え、生徒が最新のテクノロジーに触れることができるコンピューターラボルームを整えます。IT先進国である日本の力を活かすべく、東京大 学より、科学教育のための実験・観察器具の提供を承諾いただいています。例えば、最も人間に近いロボット「Pepper」に学校に住んでもらえれば、子どもた ちは計り知れない希望やインスピレーション、夢を抱くことができるでしょう。
ぼくたちがITにフォーカスする理由は二つあります
①2025年までに、中国とインドは新しいシリコンバレーになります。そんな中国とインドに地理的に挟まれ素晴らしい機会を掴める国はネパールをおいて他にありません。その未来を見据えて今からITエンジニアを育てれば、将来彼らは最高の人材となります。
②また、ぼくらはネパールという内陸の国が経済繁栄を遂げるには2つの部門(セクター)に集中して投資するべきだと考えています。それは観光とITです。そのうちのIT部門は、内陸国でも不利にならないおそらく世界で唯一の部門だと考えるからです。


▲PC環境の整ったコンピューターラボルームのイメージ。(奥にPepperもいます!)

3.校舎に桜?!実は気候が日本に似てるんです

実は、ネパールの気候は日本に似ています。そのため、実は桜が育つのです。日本の美しい桜を校舎の周りに咲かせます。


▲校舎の周りに日本の桜

ネパールの学校では教室はどこも暗く、閉鎖的で、まるで刑務所そのものです。そこで、ドアを日本式の襖(ふすま)のようなスライド式にし開放感に溢れる空間 にもできるようにします。また、校舎の中心にコンピューターラボルームと各教室がつながりやすいように、必要に応じて教室の壁をスライドして開放させるこ とができるつくりにします。


▲扉は全て日本伝統の「襖」をイメージした横へスライドする形状


▲スライド式の扉を開放して、2つの教室を繋げて1つの教室にすることもできる

4. ソーラーパネルを設置

電気供給のため、ソーラーパネルを設置。PCやIT関連機器の利用のためでもありますが、そもそもネパールでは、なんと毎日約16時間、停電が起きるのです(!)


▲高い建物も少なく、太陽光はばっちりです


▲学校模型の全体

英BBCが「ネパール人の心は、世界一美しい!」と放送。
なのに、、ここが悔しい。

今のネパールは、江戸時代の日本みたい(!)です(特に田舎)。建物や人々にシンプルな生活。「外国人に対しての温かい気持ちは、どの国の人にも負けないです」と、先日イギリスのBBCは言っていました、ネパール人の心は、世界で一番美しい!自分よりも他人を先、という文化はまだ残っています。

しかし悲しい現実もあります。ネパール人は、毎日1,700人ぐらい、マレーシアや中東に出稼ぎに行っています。国内で仕事がないから海外行っているわけではないです。しかし、彼らほとんどが中学校も卒業していないです。だから、国内で仕事生み出す力もあまりないし、仕事も見つけられないです。

子供達にとってネパールの学校の良くないところは、先生たちが子どもたちの将来に対してあまり心配していないことです。学校にインフラは足りず、図書館がある学校ですら僅かです。先生たちだけではなく、地域教育委員会、文部科学省や文部大臣、みんなが子どもたちに良い教育をどうしても提供をしないといけないという気持ちがほとんどなさそうな現状は、とても悔しいと感じています。


▲マレーシアや中東へ出稼ぎに行くネパールの人々

子どもの未来を守るため、将来は総理大臣?!

新しい学校の子どもたちには基本的な勉強はもちろん、ITなど今後活かせること、そして、日本で大切にされている「絆」「時間と約束を守ること」に力を入れて教えます。新しい学校で学んだ子どもたちは将来、自分のポテンシャルを実現出来ている人間になります。例えば、ITエンジニアになって国を経済的に支えることも期待しております。そして、ぼくのように自分を育ててくれた社会に恩返しする心を持ってくれたら嬉しいです。

2校目の学校作らないと1校目の学校はいつでも潰れる可能性があるため、どうしても2校目の学校を作りたいです。現在勉強している136人の生徒たちの命を預かっておりますので、最悪の場合、借金しても作ります。ぼくの人生は、ネパールのために捧げています。国は今、とても大変ですので、2020年には政治家になることを考えております。総理大臣になること自体は目標ではなく、国を造るための道です。

クラウドファンディング

ぼくたちの夢に共感してもらい、思いをネパールの子どもたちに届けたい。そのためにも、ここ日本でクラウドファンディングに挑戦し、夢を実現させたいと思っています。
集めたお金で、新しい学校の登記(15万円)、校舎建設(300万円)、土地(150万円)とテーブルや椅子など(35万円)に充てて使います。思ったより、たくさんお金が集まったら、もっと広い土地を買って、教室を増やします。そして、日本から新しい技術、例えば、Pepperくん、プロジェクター、コピ機、プリンターなども買いたいです。(末尾に詳しい資金の使いみちを記しています。)
夢の学校づくりを、どうか皆さん応援してください!

支援してくださる方へのお返し

ぼくたちにできることを色々と考えてみました。どうぞ宜しくお願いします。

3,000円「ありがとうプラン」

・気持ちを込めたお礼のメッセージメール

6,000円「1年間ご報告プラン」

・気持ちを込めたお礼のメッセージメール
・ネパールの子どもたちからお礼のお手紙
・1年間、3ヶ月に1度学校での活動の報告書をメール

10,000円「ネパール料理お食事会プラン」

・気持ちを込めたお礼のメッセージメール
・ネパールの子どもたちからお礼のお手紙
・1年間、3ヶ月に1度学校での活動の報告書をメール
・クラウドファンディングありがとうの気持ちを込めたネパール料理お食事会を開きます。
※都内で土日どちらかの開催を予定しています。


▲(左)チベット餃子、モモです。間食などとして、ファストフードの感覚でいろんなお店で提供されています。(中、右)ネパールごはんの定番、ダルバートです。ダル=豆のスープ、バート=ごはんで、その他のおかず(タルカリと呼びます。お肉や野菜のカレーや、炒め物、漬物、生野菜など)を合わせてワンプレートで提供するものを、ダルバート・タルカリ、もしくは略してダルバートって呼びます。ネパールの定食です。

20,000円「校舎にお名前Mプラン」

・気持ちを込めたお礼のメッセージメール
・ネパールの子どもたちからお礼のお手紙
・1年間、3ヶ月に1度学校での活動の報告書をメール
・クラウドファンディングありがとうの気持ちを込めたネパール料理お食事会を開きます。
※都内で土日どちらかの開催を予定しています。
・学校の校舎にあなたのお名前を残します(文字サイズ:M)

30,000円「校舎にお名前Lプラン」

・気持ちを込めたお礼のメッセージメール
・ネパールの子どもたちからお礼のお手紙
・1年間、3ヶ月に1度学校での活動の報告書をメール
・クラウドファンディングありがとうの気持ちを込めたネパール料理お食事会を開きます。
※都内で土日どちらかの開催を予定しています。
・学校の校舎にあなたのお名前を残します(文字サイズ:L)

100,000円「ネパール現地ご案内プラン」

・気持ちを込めたお礼のメッセージメール
・ネパールの子どもたちからお礼のお手紙
・1年間、3ヶ月に1度学校での活動の報告書をメール
・クラウドファンディングありがとうの気持ちを込めたネパール料理お食事会を開きます。
※都内で土日どちらかの開催を予定しています。
・学校の校舎にあなたのお名前を残します(文字サイズ:L)
・YouMe Nepalのメンバーがネパールを案内するツアーです。
※5月または6月頃に3泊4日で開催予定、現地空港集合、現地での宿泊場所はこちらで手配いたします。
詳しくは下記をご覧ください。

200,000円【法人可】「シャラド・ライによる出張講演プラン」

・シャラド・ライが出張講演を行います。(交通費別途)
内容は、ネパールでの教育、日本との関わり、ビジネス講演、CSR関連講演など、事前に内容を打合せます。

※「ネパール現地ご案内プラン」につきまして

ネパール在住のYouMe Nepalスタッフが同行し、カトマンズから車で8時間の場所にある、コタン郡チュマク村のYouMe Schoolに訪問しながら、現地の民家にてホームステイできるプランです。
ネパール奥地の秘境の村での暮らしを体感しながら、YouMe Schoolの子どもたちとたっぷりと触れ合うことができます。ネパール・カトマンズ空港での集合・解散となり、移動費やホームステイ費用、YouMe Schoolの受け入れ費用、現地でお世話になる方々への謝礼が含まれています。
現地訪問プログラムはYouMe Nepal会員への加入が条件となっておりますが、10万円に1万円の会費が含まれます
YouMe Nepal 会員登録→
http://youmenepal.org/get-involved)
※訪問内容の詳細や追加のご希望等に関しては、ご相談が可能です(費用別途)。
※現地でのやりとりは英語となります。日本語でのやりとりが必要な場合、日本からYouMe Nepalスタッフが同行いたします(費用別途)。

目標金額と資金の使いみちについて

集まった金額によりできることが以下のように変わります。まずは最低限の100万円を目指します。

100万円

登記

200万円

登記+土地の購入

250万円

登記+土地+最低限の備品の購入(机、テーブルetc)

500万円

登記+土地+備品+校舎建設

500万が集まらず、校舎建設が初められない場合は、仮の校舎として教室を建設予定地の近くで借りて家賃を払いながら、学校を運営しつつ、お金を集め続け、集まり次第校舎建設に移る予定です。

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