ぼくが、ネパールに学校をつくる!
28歳シャラド・ライの挑戦。

【YouMe School訪問レポート Vol.1】〜Shioriさんから〜

いつも応援してくださって、ありがとうございます。

本日は、一校目のYouMe Schoolに訪問した方からの訪問記をお届けいたします。

2015年の年末から2016年の年始にかけて、日本人数名とネパール人数名がKhotang郡のYouMe Schoolに訪問しました。

1週間ほど村人のおうちでホームステイをしながら、夢小学校で子どもたちと遊んだり、勉強を教えたり、村をトレッキングして大自然を堪能しながら村の暮らしをのぞいたり。元旦にはエベレストを臨む丘で子どもたちとピクニックも行いました。

以下はShioriさんからの訪問記です。是非ご覧ください。


「今年の年末年始は日本とは暦の違うネパールに行っておりました。(そのせいか年を越した気分が全くしません。笑)

日本からは飛行機を2回乗り継いで、さらにJeepで約9時間。気が遠くなりそうなほど遠ーい遠―い場所に位置するコタンのYouMe Shool。APUの先輩が’Dream’と’You &Me’の意味を込めて名付けたその学校にお邪魔しました。

「勉強がしたい」、と往復6時間かけて学校に通っている6歳の男の子。

「本当はYouMeSchoolに通いたいの。もっと勉強がしたい」と毎日毎日お昼やすみになるとYouMe schoolにきて羨ましそうにYouMe schoolを丘の上から眺めていたgovernment schoolに通う5歳の女の子。

両親が障がいを持っていて本当は学校に行けるような収入なんて家計にはなく学校なんて夢のような存在だったけれど、どうしても勉強がしたいという彼の熱意を町の人が評価して現在スカラーとして学校に通っている男の子。

「自分の子供たちがYouMe Schoolに通っていることがとても嬉しいの」と満面の笑みで話してくれたホストファミリーのmama。

‘子供たちの未来を変えたい’、と子供たちに寄り添い、時には子供たちの母として、時には子供たちのお姉さん、そして良き友人として子供たちを支え続けている現地スタッフ。

YouMe Schoolには本当にたーっくさんの愛が詰まっていて、多くの方々の夢と希望で満ち溢れていました。

今回の旅では、足を運ぼうとしなければたとえこの先何十年生きたとしても絶対に会うことなんてなかっただろうたくさんの素敵な方々との出会いがあり、そして彼らから多くのことを学ばせて頂きました。全ての出会いにただただ感謝です。

蛇口をひねればでてくる透明で綺麗な水。24時間いつでも使える暖かいシャワー。水洗式トイレ。ポチっとボタンを押すだけで服をキレイに洗ってくれる洗濯機。リモコン一つで部屋を温めてくれる暖房。日が沈んでも電気の心配なんてしなくていいし、友達と連絡を取ろうと思えばいつでもとることができる、便利で素晴らしい日本の生活。

一方で、寒いときはみんなでくっついて暖をとり、夜は真っ暗闇の中みんなで懐中電灯を照らして夜道を歩き、毎日限られた水をどうやって無駄なく使うか頭をひねって考え、洗濯をする時は急な崖をおりて湧き水を探したコタンでの生活。確かに大変だったけどそんな生活もなぜか不思議なことに「便利で素晴らしい」なと感じました。きっと私の中で「便利」、「素晴らしい」を組み立てていた方程式が大きく変わったのかなと思います;)

いつの日にかまたYouMe Kidsたちと再会できる日がきますように:)」


いかがでしたか?
他にも沢山の写真を共有してくださっています。是非こちらからご覧ください!
 

■YouMe School
ライ達が始めた夢小学校。こちらから詳細をご覧いただけます。
http://youmenepal.org/youme-school

訪問を希望される方は、
youmenepaltrust@gmail.com
まで、お問い合わせください。

2016/03/22 16:46