「トビヲちゃん」が見てきた黄金町や寿町。
問題を抱えるこのまちの本当の素晴らしさを多くの人に届けたい。

なぜ本を出版したいのか。どんな本を作りたいのか。

今回このファンディングに挑戦させていただいているのは、本を出版したいという思いを実現するためです。

なぜ本を出版したいのか、どんな本を作りたいのかを書いてみようと思います。

☆なぜ本を出版したいのか

青森県八戸市に生まれ、国立弘前大学教育学部を卒業後上京し、美術家として活動するようになり、横浜に拠点を置くようになってから約10年。

横浜の中でも風評や課題の多い地域、寿町、黄金町、長者町789丁目に関わるようになりました。

そこで私は自身のアートプロジェクトを通して地域住民の方々の絆や問題を乗り越えていく明るさや強さに触れ合うことができました。

そして、ほかの地域や個人では解決できないもののヒントや現代の中で失われつつある大事なことをたくさん教えていただいています。

その素晴らしさを多くの方と共有したいということと、まちの住民との日々、

ホームレスパトロールや薬物依存症者の方たちとのふれあいの中で発見したことを

Facebookで文章やイラストで掲載していたところ、

多くの方から

「内容も興味深いし、文章が非常に読みやすいので本を出版してほしい。」

という声をきくようになったからです。

私自身は子供の頃から文章をかくのも好きで読書感想文の賞も多くいただいており、大学在学中は国語の教員免許も取得しています。

本を出版するということは私の子供の頃からの夢の一つでもあり、この夢をみなさんと一緒に共有できたらなあという思いがありますので、ご協力いただけますと幸いです。

☆どんな本を作りたいのか。

本は、私が行ってきたアートプロジェクトやまちとの関わりの中での写真と文章をメインで構成したいと思っています。

さらに、ホームレスのパトロールでホームレスのために制作して配っている寿町の紹介四コマ漫画や、(ホームレスの方でさえ、寿町に行けば終わりだと思っている人も多いそうです。寿町に来ることで生活保護の申請へつなげられることもできますので気軽に相談できる雰囲気を作りたいと思っています。)

ホームレスさんや薬物依存症者の方にカメラを向けるわけにはいかないので、

帰ってきてからイラストにして文章を添えてFacebookに書きためていますが、

このようなものもいくつか掲載した本にしたいと思っています。

↑ホームレスパトロールで自主的に配布しているコトブキンちゃんの四コマ漫画。

↑ホームレスパトロールの様子。

2016/01/12 13:04