PIP総合プロデューサーの濱野智史です。先日は運営の不手際で、本プロジェクトの進め方に過ちと拙速な点があり、少なからぬ誤解やご迷惑を招いてしまいました。この点、重ねて関係各位にお詫び申し上げます。以下では、本プロジェクトに寄せられた疑問点やご批判について、回答をまとめさせて頂いております。
また、今後は関係各位とのトラブルや誤解等がなきよう、あらかじめご相談と調整を進め、軋轢や齟齬が生じぬよう、上記の理念やコンセプトに共感・理解を頂きますので、何卒よろしくお願いいたします。
・よそのグループのイベントを「利用」しているのではないか?
まず、本クラウドファンディングの趣旨・理念は、「アイドル現場に行くことを通じて、アイドルのことを学んでほしい」というものです。そのため、アイドル現場に行くことはどうしても必須となってしまいます。ただし、それは「お金儲けのためによそのアイドルグループを利用している」という意図は一切ございません。
そもそも、本プロジェクトの主体たるPIPの大本の理念は、「アイドルをつくるアイドル(アイドルプロデューサーとして独立を実現する)」というコンセプトを通じて、メンバーに卒業後のセカンドキャリアの道筋を作り、出来る限り「アイドル界における搾取をなくすこと」にあります。(参考:PIPのコンセプト(組織体制・目標・成長戦略) | 「アイドルをつくるアイドル」PIP:Platonics Idol Platform http://platonics.jp/?p=53)
このコンセプトを実現するため、現在PIPの運営側では、必要経費や最低限の人件費以外、一切の収益を運営側ではあげていません。当然ながら、この方針はこれは今回のクラウドファンディング企画も同様に適用されます。つまり、運営の「お金儲け」のためにメンバーがアイドル現場に行くわけではありません。クラウドファンディングで頂いた金額は、メンバーがアイドル現場に参加して学習するためにかかる諸経費に全て当てられます(詳細は次項でご説明します)。
・(お金儲けのためでないと言うのならば、)ライブ後に主催するという「感想戦」の開催に3万円も取るのはなぜか?
これはクラウドファンディングの特徴でもあるのですが、必ずしもお預かりする「金額」とその御礼にお返しする「特典内容」が、〈価格と費用の関係で対応している〉わけではありません。つまり、必ずしも、一回の感想戦にかかる費用が3万円というわけではありません(当然ながら、感想戦を開く程度でそこまでのお金はかからないからです)。
※また細かい話ですが、3万円の「感想戦参加特典」では、1回限りではなく、何回でも参加(エントリー)可能な権利にしたいと考えています(ただし2回目以降の場合、開催にかかる実費は頂く可能性がございます)。
あくまで感想戦は、PIPの理念と今回のプロジェクトに協賛頂ける方への特典として、メンバーとのファン交流&学習のための場として用意させて頂いています。そして、例えば「3万円」を頂いた場合であれば、その3万円は当然ながら感想戦だけではなく、プロジェクトを実現するための諸々の経費として充当させて頂きます。
まだプロジェクトが完了しておらず(締切が来ていないため)、金額が確定していないこともあり、この諸経費と明細の作成・計算がまだできない状態にあります。ですので、具体的に「これこれに具体的にいくらがかかる…」という詳細を公開できないのですが、本プロジェクトでは追って然るべきタイミングで支援者の方に情報を公開・相談し、用途や配分についても支援者の方の承認を得た上でプロジェクトを進めていく所存です。この点、プロジェクトの性質上、すぐさまの情報公開ができないことを何卒ご理解頂けますと幸いです。