Naya Createをご支援頂いている皆さまへ
本日は進捗状況と、どのようななことをやっているかご報告させていただきます。
EVT1のプロタイプに対して磁石の配置や内部構造、電子機器の改良を行いました。
現在、技術検証試験の第2ラウンド(EVT2)向けのプロタイプを製造中です。 テントの安定性、センサーの精度やモジュールの品質向上に向けてテストを行う予定です。
製造の各フェーズでは異なる種類のテストが行われ、それぞれのバッチでユニットのレビューや検証、テストが行われます。
EVT1では、前回の改善点を反映したプロタイプを製造し、テストを通じてさらなる改善箇所を見つけました。
・Naya Create: これまでのところ順調です!EVT2では、テント位置の安定性に取り組んでおり、形状や公差など異なる要因をテストしています。
・Naya Tune と Touch: は非常に良好に動作していますが、モジュールの構造に多くの補強を加えてテストしています。
・Naya Track :モジュール内のセンサーの配置を変更し、大幅に強化しました。高精度なセンサーにより、トラックボールの精度が向上しています。
・ Naya Float は最新の回路図は現在検証中です。進捗あり次第、活動報告でより詳しく説明できればと思います。
ハードウェアの制約が少ないデザインの決定方法の一例として、現在キャリーケースのユーザー体験に取り組んでいます。以下の写真は、CM(契約製造業者)が手作りしたキャリーケースの試作品で、最新デザインに提案された変更点を示しています。
テストでは、ハンドルの寸法を調整し、モジュールをより簡単に取り外すためにリボンを追加する方法などを検討しました。最も重要なのは、ケースを縦方向に振ったときに、Createがケース内で少し外れたり回転したりすることが確認された点です。
最終的に、チームとCMの間で多くの議論を経て、デザインが完成しました。
この決定の重みを理解いただくため、主要な製造ステージを説明します。
・ツーリング:製品パーツの製造に必要な型や工具を作成する工程。ここでの精度は、一貫した高品質な生産に不可欠です。
・DVT(設計検証テスト): 実際の使用環境でユニットをテストし、製品設計の耐久性、バッテリー寿命、性能などを確認します。
・コンプライアンス: 安全、環境、規制基準に適合していることを確認するテストを行います。
・PVT(生産検証テスト): 製造プロセス全体のリハーサル。大規模なスケールで問題なく動作するかを確認します。
・MP(量産): 工場がフル稼働し、ユニットの大量生産が開始されます。
また進捗があり次第、随時ご報告いたします。
引き続きNayaをよろしくお願いいたします。
Naya事務局