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島の子どもたちが、感動に満ちた劇場(ミュージカル)を通して沖永良部島の魅力を伝えたい

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<ご挨拶・自己紹介>

私たちは「えらぶ百合物語」と申します。鹿児島県、奄美群島南部に位置する沖永良部島に140年余りの長きにわたり島を支えてきた特産品“えらぶ百合”、その誕生秘話からヒントを得て創作されたミュージカル作品「えらぶ百合物語」(作・演出 松永太郎)を、これから先も島の宝「えらぶ百合」のように守り続ける事を目標に活動を行っています。

メンバーは島内在住の小・中・高生。2011年の初演から、途中数年の活動休止時期を経て、延べ6回の島内公演を行ってきました。

△知名町主催公演当時のパンフレット

 

 初演時は知名町の文化事業としてスタートしたこの作品でしたが、2019年度の事業終了後は、作品を愛する子どもたちと、子どもたちを応援する保護者の手で運営を引き継いで活動を継続してきました。自主運営の開始とほぼ同時にやってきた新型コロナの流行。これまで出演していた島内でのイベントも次々と中止になり、練習自体も何度も自粛に。そんな中でもできる発表の機会をと企画した自主イベントも、開催直前の感染拡大で無期延期…。様々な困難の中、地域の皆様の多大なご支援を頂き、また、日本文化振興財団の助成を受けて、2022年夏、念願の本公演の再演を実現する事ができました。

△自主運営で初の本公演、2022年公演のパンフレット

 

 そして、2023年、「島の子どもたちが、感動に満ちた劇場(ミュージカル)を通して沖永良部島の魅力を伝えたい」という新たな目標を掲げて動き出しました。

 

<日々の活動内容>

沖永良部島には知名町と和泊町の2つの町がありますが、練習は毎週1回、知名町、和泊町、交互に時間を設け、ダンスを中心に、身体作りやボーカルレッスンなどを行っています。現時点での所属メンバーは小学3年生から中学3年生までの、ダンスや歌が大好きな子ども達28名。その他、2か月に1回程度、島外から演出家の松永太郎さんを招いて、週末に集中稽古を行っています。また、島内の祭りや各種イベントなどにお招きいただき、パフォーマンスを披露する機会を頂いています。

△演出家松永太郎さんを招いての集中稽古

△島出身のアーティスト大山百合香さんを招いて特別レッスン(ボーカルトレーニング体験レッスン)

 

1月初旬の通常稽古の後、新たなチャレンジ、鹿児島公演の実現の為に、子ども達みんなでキャッチフレーズを考えました。それが、今回のクラウドファンディングのタイトル「島の子どもたちが、感動に満ちた劇場(ミュージカル)を通して沖永良部島の魅力を伝えたい」です。

△今年度最初の太郎さんとの集中稽古(あしびの郷・ちなにて)

活動の様子は、Youtubeチャンネルや、インスタグラムにて発信しています。

公式Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/@erabuyurimonogatari

公式インスタグラム erabuyuri_monogatari

 

<プロジェクトの目的>

ずばり、島外公演を成功させることを目的としています!!

~ミュージカル「えらぶ百合物語」公演概要~

日時 8月25日(金)18:00開演(17:30開場)

場所 姶良市文化会館 加音ホール

また、公演当日は、会場内にて、この作品のタイトルでもある島の特産品「えらぶゆり」の魅力を伝えるパネル展示会を開催したいと考え、現在島内の花卉生産団体と交渉を行っているところでもあります。

 

「すべてはお客様の為に-」これは、太郎さんが子どもたちにいつも伝え続けている言葉です。私たちの活動は、チケットを買って観に来て下さるお客様に、チケット代金以上の感動を持ち帰ってもらうためにある。ダンスの稽古も、歌の練習も、演技の稽古も、親や友達に褒めてもらうためでも、自分自身が満足するためでもない。自分たちが持てる以上の力を使って、最高の舞台を作り上げる。それが、私たちが常に目指し続ける終わりのない目標です。もちろん、中にはそんな事を言われても、なんだかぴんと来ない顔をしている小学生もいます。でも、太郎さんは決して妥協はしません。例え小学生であっても、高校生であっても、目指す目標は決して変えません。

 そして、私たちがこの作品作りを通してお客様に伝えたいのは、何よりも、私たちを生み育ててくれた、私たちの故郷、沖永良部島のすばらしさ。そして、それは、ミュージカル「えらぶ百合物語」に秘められたテーマそのものです。

 これまでの島内公演では、公演の度に、見に来て下さった島内の皆さんから「涙が流れた」「心から感動した」など、沢山の心温まるお言葉を頂いてきました。この作品を、海を越えてもっともっと沢山の皆さんに伝えたい。そんな思いを実現するために、初めてのチャレンジ「島外公演」という大きな目標を掲げました。

 

△140年以上にわたって島を支えた特産品えらぶゆり(笠石海浜公演にて)

 

<支援金の使用用途およびプロジェクト達成後の展望>

本格的なミュージカルを上演するには、多大な費用が発生します。作品製作費はもちろん、会場費、照明、音響、バンドスタッフ、指導者の旅費・・・そして今回は島外公演ですので、子どもたちの旅費も発生します。今回皆さんから頂く支援金は、その運営費用の一部に充てさせて頂きます。

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