★ストレッチゴール90万円も達成しました!!★
改めまして、皆さまからの多くのご支援に感謝申し上げます!!
私たちは、いただいたご支援、励ましの言葉から勇気をもらい素晴らしいプロジェクトに育てていく思いをさらに強くしています!!
募集期間は3月6日までと残り少なくなってまいりましたが、引き続きご支援くださいますようお願い申し上げます!!
ぐんま足人の会
はじめまして、私たちは「ぐんま足人(あしんちゅ)の会」です。群馬県内の医師や看護師など専門職のメンバーが集まり、足の健康に関する情報発信に力を入れています。豊かな人生を支える足の大切さを子どもから高齢者まで幅広い人たちに知ってもらいたいと、足や靴に関する情報を盛り込んだオリジナルの「かるた」を制作するため今回ハレブタイに挑戦します。目標金額は60万円です。みなさんのご協力よろしくお願いいたします。
◆「100年遅れ」の日本
「日本人はどうしてこんな状態まで足を放っておくんだ」
これは以前、ドイツのある関係者に驚かれ掛けられた言葉です。
欧米では当たり前のように「足病医」がおり、足の痛みやトラブルに対応しています。しかし日本にはそういった医師はいません。草履・下駄文化の日本では足や靴に関する知識を医師ですら学んでいません。そのため足病医がいる欧米に比べ、足を大切にする環境が100年遅れていると言われています。こうした中で、足のトラブルを抱えた人から「どこに相談したらいいか分からない」「どうにもできないから放っておいた」という切実な声をよく耳にします。
私たち「ぐんま足人の会」の活動の原点はここにあります。
会は、いつまでも自分らしく健康であるために足の健康に関する意識啓発や教育活動を目的として2019年に発足しました。メンバーは皮膚科医師や内科医師をはじめ看護師、管理栄養士、理学療法士、薬剤師、社会福祉士、義肢装具士、歯科口腔衛生士、ネイリストなどさまざま。それぞれが各専門分野の経験や知見を生かして、大切な人たちの足を守るために必要な情報を届けようと立ち上がりました。
【写真】足人の会 2019年キックオフミーティング
【写真】代表の岡田克之(桐生厚生総合病院皮膚科医師)
◆見過ごされてきた足の習慣
足は、人生や生活の豊かさを左右する重要な身体の一部です。
例えば、大切な子どもに「かけっこで一番になりたい」など身体を動かす楽しさを与えてくれたり、私たちにいつか訪れるその時に「オムツを使わずにトイレに行きたい」といった身の回りのことを当たり前にできる日常を支えてくれたりと、私たちの生活にさまざまな影響を及ぼしています。子どもの夜泣きや高齢者の転倒など、足に関する問題は挙げればきりがありません。
糖尿病を抱えていた60歳代男性のAさんはある日、足に傷を負った影響で足の切断を余儀なくされました。もちろん医療従事者の力不足は否めません。しかし足切断という悲劇の根底には靴の選び方、靴の履き方、爪の切り方や健康状態など多くの要素が複合的に絡み合っています。
それは健康のために食事や運動を意識するのと同じように、足にまつわる毎日の「習慣」が関係しています。
幼い頃から自分にはどのような靴が合っていて、その靴をどのように履くのかといったことを学ぶ機会はありません。さらに適切な爪の切り方や足の異常に関する知識はきわめて不足している状況です。こういった日本国内の現状が悲劇を生んだ要因の一つといえます。生き生きと自分らしい人生を積み重ねるために励むウオーキングは健康のためなのに、足に合わない靴や不適切な履き方で身体を傷めてしまっては元も子もありません。
◆かるたで身近な存在に
ぐんま足人の会は発足後すぐコロナ禍に見舞われ、当初思い描いていた活動が難しい状況からのスタートでした。それでもできることを探そうと、2021年から無料のオンラインセミナーを年3回のペースで開催し、足や靴の情報発信に努めてきました。会として丸3年が経過して、発足時の目標「健康寿命延伸の一助」に立ち返ると、私たちはいま次のステップに進む時だと感じています。より多くの方々が足や靴のことを自分事として関心を持ち生活に取り入れるためには、身近な人たちが身近なところで気軽に取り扱えるような工夫が必要だと感じました。
【写真】「しぶかわ市民まなびの日」イベントに参加(2022年11月23日)。足でタオルをつかむ体験に参加する子どもたち
そこで私たちは、足に関する情報を子どもから高齢者まで幅広く身近に感じて知ってもらうツールとして「かるた」に着目し、その制作を支援いただきたく今回ハレブタイに挑戦することを決めました。
「かるた」という遊びは老若男女誰でも知っていて、特に群馬県民は「上毛かるた」になじみがあり、とても身近な存在です。制作するかるたも、上毛かるたのように札の裏に解説を付けることで、根拠に基づいた足や靴に関する知っておきたい情報を盛り込みたいと考えています。手に取った人が年齢に関係なく「足って大切だね」「なるほど」「やってみよう」と関心が高まって、足を大切にする輪が広がることを期待しています。
【写真】子どもから高齢者まで幅広い年齢で遊べるかるた
もちろん、かるたは作って終わりではありません。完成後は、かるたを利用した出前講座の開催や、私たちの仲間として足や靴の大切なことを情報発信してくれる人材育成に取り組みます。かるたは800部制作予定で、足の健康に関心を持っている学校や子ども園、福祉施設などへの寄贈も予定しています。さまざまな場所で活用してもらい、各地域で足に対する意識を高めていただけたらうれしいです。地域ごとに足について身近に相談できる場ができ、みなさんがいつまでも自分らしく生きる健康長寿を実現することを願ってやみません。
ハレブタイの目標金額は60万円で、かるたの制作費に充てる予定です。またこれまで無料で実施してきたセミナーですが、今年は内容をさらに充実させた上で支援の返礼品としてご用意いたしました。どうぞお楽しみに!
私たち「ぐんま足人の会」は足の大切さをもっと伝えていきたいし、多くのみなさんにそれを受け取ってほしいと願っています。いま困っている誰かの解決のヒントとなり、子どもたちの大切な未来につなげる啓発・教育活動に今後も力を入れていきます。そのためにも今回のかるた制作プロジェクトの挑戦は、目標に向かう私たち自身の背筋をピンと正してくれ、たゆまぬ努力を続けていく思いをさらに強くさせてくれると確信しています。
かるたを手に取ったみなさんが、自分自身の足を見つめ直す豊かな時間を送れますようにー。
一人でも多く、いつまでも健康な足で、生き生きと自分らしい人生を楽しめますようにー。
私たちの挑戦に、多くのご支援をよろしくお願いいたします。
★応援者の声
高山かおるさん
済生会川口総合病院皮膚科主任部長/一般社団法人足育研究会代表理事
日本転倒予防学会理事/東京医科歯科大学臨床准教授
当たり前のようにあった能力が、年齢とともに失われる時の喪失感や絶望感は誰もが想像したくないものです。体を移動するための足に備わる機能は、何よりも人の健康ややりがい、言い換えれば生涯を支える能力です。その機能を維持し、損なわないためには「足人かるた」でノウハウを知ること、かるたで遊んで忘れないようにすることは大切です。
【リターン参考情報】
リターンにあるセミナーの内容は以下の予定です。
「あしたの足セミナー」クラファン・スペシャル!
『足って なに?』(全3回シリーズ)
①タイトル:「その水虫、放置しないで! 〜毎日の足を見よう〜」
講 師:桐生厚生総合病院副院長 皮膚科医 岡田克之
②タイトル:「足と生活とダイエット」
講 師:済生会前橋病院副院長 内科医 荻原貴之
③タイトル:「足の常識・非常識 ~健康を左右する靴の履き方」
講 師:群馬大学臨床教授/Abeby代表 木嶋千枝
*各講座は質疑を含めて約1時間の予定です。
*当日参加できない場合でもアーカイブ視聴が可能です(参加した方もアーカイブ配信します)