こんにちは!高崎おとまちプロジェクト運営委員会です!私たちは「いつもの日常に音があふれ人が集まる」をスローガンに、群馬県高崎市内でミュージシャンの路上ライブを年間通じて開催しており、今年でちょうど10周年を迎えます。
この節目を記念して、11月に特別企画『拝啓BOØWY様』を開催することになりました。高崎が生んだ伝説的ロックバンド「BOØWY」に敬意を表し、公募を含む全17組のアーティストにBOØWY愛にあふれる演奏を披露してもらう市民参加型イベントです。
その一環としてBOØWYが残した足跡、そして彼らを生んだ高崎をより多くの人に感じてもらおうと、ゆかりのアイテムを並べたミュージアムと聖地巡礼ツアーを企画したいと考え、ミュージアムとツアーの運営資金を集めるために今回ハレブタイの挑戦を決めました。
目標金額は60万円です!ご支援よろしくお願いします!
▲高崎おとまちプロジェクト運営委員会のメンバー
「高崎おとまちプロジェクト」が始まったのは10年前の2012年。「いつもの日常に音があふれ人が集まる」をテーマに、高崎駅西口商店街と市内音楽団体の有志によって立ち上がりました。
発足当初は「音人祭り」という年間2回の音楽イベントと、毎週末の路上ライブ「おとまちライブ」を実施していました。「音人祭り」には毎回ミュージシャンや参加者が多く集まるものの、「おとまちライブ」の方はいつも3組程度のミュージシャンしか集まらず、観客もまばら。それでも地道に活動を続けた結果、2014年には路上ライブの登録ミュージシャンは100組を超え、活動は定着し、翌2015年から「おとまちライブ」に特化して活動を続けています。現在、登録ミュージシャンは312組に上ります
高崎おとまちプロジェクトの活動紹介動画はこちら↓
2018年、私たちの活動の先にある、さらなるゴールイメージを体現するため「ストリートライブin高崎~どこもかしこも~」実行委員会を立ち上げました。市内のさまざまな場所で路上ライブを同時開催する催しで、「どこもかしこも2018」では20カ所で133組が参加。コロナの影響がまだ残る今年6月の「どこもかしこも2022」でも16カ所で132組が出演し、大きな反響を得ることができました。
▲多くの人でにぎわう高崎オーパ前で開かれた「どこもかしこも2022」
しかし、課題もあります。登録ミュージシャンが年々増え、順調に活動を続けている「おとまちライブ」ですが、演奏場所によっては広さや音量などの制限でバンド編成のミュージシャンが出演しづらい現状があります。
そしてみなさんもご存じの通り、新型コロナの影響で、バンド活動やライブハウスの運営は逆風にさらされました。
そこへ、さらに追い打ちをかけるかのようなニュースが。
プロアマ問わず数々のライブが開催され、高崎のミュージシャンおよび音楽好きに愛されたライブハウス「高崎clubFLEEZ」の前橋移転決定。
高崎おとまちプロジェクトは今年、おかげさまで10周年の節目の年を迎えました。
全国を席巻した当時の熱量を体感し、バンド活動を開始、再開するきっかけになってほしい━。
そして11月5日(土)に10周年特別企画『拝啓BOØWY様』を、高崎市もてなし広場で開催することとなりました。当日はBOØWYを愛する全17組が渾身のライブを披露。一気にスターダムに駆け上がったBOØWYミュージックの熱量そのままに、熱いライブをどうぞご期待ください!
▲『拝啓BOØWY様』に先立ち10月1日に開かれたプレトークイベント。香川誠さん、西山史晃さん、ペレ草田さん、じぐろ京介さんが出演した
イベントの準備を進めていくなかで、改めて実感したことがありました。
一つは、BOØWYがきっかけで音楽活動を始めた人がとても多かったこと。
そしてもう一つは、BOØWYファンは「高崎」に特別な想いを持っているということ。
BOØWYの高崎、音楽にもたらした影響の大きさは計り知れず、そのリスペクトの思いを込めて「拝啓BOØWY様」というイベント名は誕生しました。
さらに、私たちは次の三つの思いを、イベントに込めたいと考えるようになりました。
そこで本番イベント以外に、高崎の地でしかできない「BOØWY」の足跡、魅力を伝える連携企画はできないかと考え、ミュージアムと聖地巡礼ツアーを開催する案にたどり着きました。
ミュージアムは高崎オーパ8Fイベントスペースを会場に、市内在住でBOØWYグッズコレクターの高山ようさんご協力のもと、ポスターや限定グッズ、当時のライブチケットなど、ゆかりのアイテムを展示する予定です(11月4・5・6日の3日間開催、入場無料)。
聖地巡礼ツアーは前日の11月4日(金)に開催する予定で、高崎出身・在住のものまねタレントであるじぐろ京介さんの案内で、BOØWYを愛するお笑い芸人、ダイノジさんと一緒にメンバーゆかりの場所を訪ねるスケジュールを考えています(参加希望の方は参加権付のリターンがありますのでぜひご選択ください!具体的なコース案も記載されています)。
▲▼ミュージアムではポスター、ライブチケットなどBOØWYをより身近に感じることができるアイテムが並ぶ予定(写真は展示イメージ)
▲▼BOØWYゆかりのスポットを訪ねる聖地巡礼ツアーでは市内の九品寺(上)やギタリズム柄マンホール(下)などを巡る
ミュージアム、ツアーともに当初から予定していた企画ではなく、当然予算も想定されていません。しかし、私たちが掲げる目的達成のためには決して欠かせない企画であると確信しています。イベント以降の本年度おとまちプロジェクトの運営を継続するためにも、ミュージアム&ツアーの運営資金はクラウドファンディング「ハレブタイ」を通じて皆さんから資金協力をお願いしようと決めました。具体的にはミュージアムの設営費、警備費やツアー交通費などに充てたいと考えています。
高崎市に暮らす私たちにとって、音楽は生活に欠かすことのできない愛すべき文化です。
そんな高崎の財産ともいえる音楽が、日常的にあふれている“まちなか”にしたい。音楽を通じて人と人、人と街をつなげたい、これが私たちの活動目的です。
音楽が人を呼び、街に人が集まって地域が盛り上がる。
それがまた人を呼び、演奏家のチャンスが生まれ、路上ライブをしたい演奏家が集まり、質の高い音楽がまた人を呼び込む。
こうした「おと」「ひと」「まち」の好循環が「音楽のある街 高崎」のあるべき姿と考えています。
そのためにも、郷土が生んだ名ロックバンド「BOØWY」が持つ、今も色あせない魅力とその熱を発信して、改めて彼らの足跡を確かめたい。そしてこれからも、新たな音楽が次々と生み出されていく高崎にしていきたい。