極限まで「音」を追い続ける
世界最小32bit 384kHz DAC Spectra X2とSpectra X

スペシャリスト・インタビューを更新しました

スペシャリスト・インタビューとして、オーディオ・ビジュアル評論家の麻倉怜士さんにコメントを掲載いたしました。「ハイレゾ普及の起爆剤」と高い評価をいただきました。ありがとうございました!

Spectra X(2)はハイレゾ普及の起爆剤

このDAC、こんなに小さい(ペン型だ!)のに実に音が良い。私がプロデュースしたUAレコードの代表作、情家みえ『You Don‘t Know Me』が、ここまでハイクオリティに、そして情緒たっぷりに再生されるとは。DXD32bit/384kHz、DSD11.2MHzというウルトラハイレゾまで再生できるのが、本DACの技術的なウリだが、単に信号的に再生するだけでなく、音の気持ちも込めた感情表現力が豊かだと聴いた。DSD11.2MHzは空気感が濃密で、声が消えゆく際のニュアンスが微細。音色のグラテーションもカラフルだ。アナログ的な音の繊細さ、力感ある階調感と、芳しい香りのニュアンスが心に染みた。こんな格段の音の表現性と、使いやすい形から、SPECTRA X(2)はハイレゾ普及の起爆剤に必ずやなる、と確信する。

オーディオ・ビジュアル評論家
麻倉怜士

雑誌編集者を経てAV評論家に転身。オーディオからビジュアル、最新のデジカメや携帯電話のようなデジタル・ガジェットまでオールマイティな範囲をカバー。雑誌への寄稿、書籍執筆、テレビ出演など活動の幅も多岐に。津田塾大学・早稲田大学エクステンションセンター講師(音楽)。

2019/07/19 08:59