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日本にまだ二頭しかいないファシリティドッグ
人を癒す特別な犬を、もっと多くのこども病院に!

日本初のファシリティドック「ベイリー」について

Facebook等でシェアしてくださった皆さま、寄付してくださった皆さま、ありがとうございます。あたたかいメッセージも嬉しく読ませていただいています。

おかげさまで、12月8日現在、41%の達成率になりました。

今日は、私たちのファシリティドッグ「ベイリー」とハンドラーの森田優子を紹介したいと思います。

ベイリーのプロフィール

  • 種類:ゴールデン・レトリーバー
  • 生年月日:2007年12月14日
  • 出身:オーストラリア
  • 育ち:ハワイ・マウイ島

約2年間アメリカでトレーニングを積んだファシリティドッグのベイリーは、2010年1月から静岡県立こども病院で働き始め、2012年から神奈川県立こども医療センターで常勤の医療スタッフとして活動しています。

森田とシャイン・オン!キッズ理事長キムは、2009年11月に2週間ハワイ・ケーナインズ・フォー・インディペンデンス(HCI)というトレーニングセンター(現在アシステンス・ドッグ・ハワイ)で、ベイリーと一緒に仕事をするためのノウハウを学びました。森田は、「マウイ島にあるHCIというトレーニングセンターでベイリーは育ち、私もそこでトレーニングを受けました。ここは数々の優秀なサービスドッグ(使役犬)を送り出してきたセンターです。このようなトレーニングセンターは日本にはまだなく、私はここで訓練を受けることができたことを本当に光栄に思います。」と言います。その教育プログラムは、とても質の高いものです。

ベイリーは病院で常勤勤務するファシリティドッグとして、フレンドリーな性格や物事に応じない温和な性質を見込まれ、子犬の時に選ばれました。トレーニング中、ベイリーはICU病棟を含め、ハワイの小児病院で多くの子ども達と接してきました。病院という特殊な環境でもリラックスしていられる犬は、非常に稀です。HCIでは、ベイリーに病院で勤務するために必要な約50種類の指示を教え、そして何よりも人間が大好きになるよう、たくさんの愛情を注いできました。50種類の指示の中には、「お手」や「待て」はもちろん、子どもの膝の上に顎を乗せる「ビジット」や、ベッドで添い寝をする時に使用する「スナッグル」など病院で働く犬ならではの指示もあります。

キムがこう加えます。「このプログラムが、日本における小児病院のサポートシステムの基盤を変えていく可能性を秘めていると信じています。皆様、本当に有難うございました。」

2014/12/08 10:24