支援者の皆様、並びにご興味を持って頂いている皆様
この度は全自動生パスタメーカー「EF-PM02」をご支援、応援いただきまして誠にありがとうございます。
先日、デュラム粉の補充のために輸入食品売り場を歩いていたのですが、パスタ売り場にひっそりと置かれているあるものが目に入りました。
そう、ニョッキです。
ニョッキはじゃがいもと小麦粉で作るお料理で、クリームソースと合わせると絶品ですよね。
調べてみるとどうやら手作りもそれほど難しくはなさそう。
「ニョッキはパスタなのか?」という疑問はさておき、粉であるならニョッキに近いものが作れるのではないかと思い、チャレンジしてみました!
うまく行けば良し、失敗したらしたで支援者様への注意喚起にもなります。
それではテスト環境のご紹介です!
【テスト環境】
製麺機:EF-PM02
マッシュポテト(粉):220g
強力粉:60g
卵水:180ml(卵1個)
ニョッキはふかしたじゃがいもをつぶして作るのが一般的な方法ですが、芋と粉が十分に混ざり合うのか不安だったことと、生のじゃがいもは量の調整が難しかったので、今回はインスタントで作れる粉のマッシュポテトを選択。
水分量はニョッキなのでマッシュポテトのメーカーの箱に記載されていた水分量の25%で作ります。
材料を投入していきます。
アタッチメントはEF-PM02で最も厚みのある生地が出来るペンネを選択しました。
全自動で製麺を始めましたが、出てきた生地にさっそく問題が発生。
インスタントのマッシュポテト粉を使ったせいか水分が全く足りていません。
一旦製麺を止めて、生地の様子を確認してみましたが、ポテトの割合が多すぎて生地もまとまりがなく、水分の足りないマッシュポテト状態でした。
追加で強力粉30gと水40mlを投入したところ生地としてのまとまりが出て、製麺を開始したところ無事ペンネの形で押し出されてきました!
明らかに小麦のパスタとは違うニョッキ特有の香りがします。かなり期待できそうです。
製麺はEF-PM02にまかせて、その間にソースを作っていきます。クリームソースが良かったのですが生クリームを切らしてしまっていたのでトリュフとマッシュルームのみじん切りをバターで炒めて、ペシャメルソースの要領で米粉+牛乳で溶いていきます。
これだけですと旨味が足りないので、細かく刻んだ生ハムを少量入れてソースの味を整えました。高いイメージのある生ハムですがソースに混ぜ合わせるものは安い切り落としで十分です。
ソースを作っている間に製麺が終わりました。カット済みのものがこちらです。
デュラム粉が入っているわけではないのと、やはりじゃがいもベースなので結合はパスタよりも甘い感じがしますが、ニョッキの香りはしっかりしています。
茹でたものをソースと和えていきます。
あくまでペンネアタッチメントを使って押し出しているので中が空洞です。やや崩れやすいので慎重に混ぜていきました。
完成したお料理がこちら
どうしても完全にニョッキと同じ見た目にはなりませんが、味は完全にニョッキでトリュフソースとよく合います。
でも、できればニョッキのかたまり感は欲しかったかもしれません。
味は間違いなくニョッキです。
ただ、扱いがやや特殊かなと言う印象がありました。
強度的にスパゲティアタッチメントや平打ち麺アタッチメントで作るのはかなり厳しそうです。
個人的には茹でるタイミング、ソースと和えるタイミングで少々気を使いますので、必ずしも全自動で作る必要はないのかなと感じています。
しかし、全く出番がないかというとそういうわけでもなく、生地をこねるのをEF-PM02に任せるのはありだなと思います。
また、製麺された生地はしっかり材料が混ざりあった状態ですので、出来上がった麺状の生地を棒状にまとめて普通のニョッキにしたりも簡単そうです。
マッシュポテト(粉):220g
強力粉:90g
卵水:220ml(卵1個、加水率70%)
このような結果となりました。大抵のものは作れてしまう気がします。
終了まであと僅かな期間ですが、最後まで応援よろしくお願いいたします!
起案者