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世界最高峰インドアレース"NSC"第2戦参戦!

結果報告

NSC、見られましたか?

5日、午後6時レースが始まりました。

1月以来2回目で、前回よりも落ち着いてレースに望めました。今回のレースは少しレギュレーションが変わって

1)300m(sprint)

2)1600m(endurance)

3)100m

4)500m(sprint)

5)1000m(endurance)

6)2lapスクラッチ(100mの上位8名)

7)800mグランドチャンピオンレース(1、4と2、5の上位4名ずつ)

という構成でした。

残念ながら6、7には進めなかったのですが、前回からステップアップできていると思います。4月下旬のピッツバーグではちゃんとレースができそうな感触を掴みました。

参加するにあたってそれぞれ目標と戦略を考えて挑みました。

最初の1600mは「先頭をとること」

100mは「8秒台に入ること」

1000mは「レースをして勝負をすること」

◆1600m

前回も、すべてスタートから先頭に出るレースをしていたので、他の選手には「先頭に出る選手」と思われていると思いますが、それをさらに印象づけられたと思います。

レースにおいて先頭に1回でも出るか出ないかはその後に大きく影響してきます。先頭と2番手以下では残る印象がまるで違うのです。結果として、新参者でもグループに入り込めるようになります。

また、接触の多いショートトラックでは特に、転倒に巻き込まれない安全策でもあります。走りきる力さえあれば一番優勝に近いポジションです。

今回は、その力がなかったのですけども。。。

とにかく最初のコーナーを1番で抜けることに集中して挑みました。終わってみれば離されての8位でしたが、5、6周目まで粘ることができて、落ち着いて次のレースに臨めました。

◆100m

前回の僕は9.7秒、トップ10は9.1秒以下でした。

路面の塗り直しと新しいタイヤでタイムが上がることは予想できましたが、思ったほどには伸びませんでした。思っていたのと違うラインを走ってしまったのが敗因です。結果は9.58でした。

他の選手はと言えば、みんな8秒台。8.9〜8.5まで。ちょっと差があります。でも悲観はしていません。インドアに慣れる中で毎日速くなっているので。

◆1000m

これまでとは違って、レースに徹しました。先頭は、抜かさせないスピードで走るのに疲れてしまうので、スタートは抑えて、集団の中で順位を上げていくレースを目標としました。前半は思い通りでしたが、中盤に来てスピードが上がったところでコース取りのミスがあって離れてしまいました。最後は1人かわせたのと、スピード的にレースが出来る手応えをえられたのが収穫と言えば収穫です。

ショートトラックは順位の入れ替わりが圧倒的に激しく、これには慣れと技術が必要です。その点において僕はまだ小学生レベルです。まだまだうまくなれます。

今回は、スケートの技術だけでなく、スポーツを続けていく中でのあり方やレースの仕方、あらゆる面で収穫の多い参戦でした。

特別に、サインした国旗を飾ってくれました。

レースでは敵同士ですが、スケーターとしてみんな本当にいい仲間です。ステーリーが初めてグランドチャンピオンをとったのを見ていて本当に嬉しかった。いつかはここに立ちたい!と思っています。

2014/04/08 01:18