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日本人初!世界最高峰のレースに挑戦!

NSC周辺のこと

【NSC の発起人】

今回僕がお世話になったMiguelと、Joey Mantiaの2人が中心になり始まりました。Joeyはローラースケートの世界ではスーパースターです。世界選手権でのいくつもの金メダル、世界記録、そして記録以外でもみんなの心に残る選手です。彼は数年前からアイススケートに軸足を置き、今年ソチオリンピックのアメリカ代表として出場します。お見逃しなく。

Joeyだけでなく今年のアイススケートの欧米選手の多くがローラーの選手です。その辺りも応援のしどころです。

※ソチオリンピックでは中距離に出るようです。

【KC Boutiette】

今回急遽参戦したKC Boutiette。現在42歳の彼ですが、現役です。そして4回のオリンピック経験者です。まだローラースケートからアイススケートへの転向が珍しかったころに、最初にアイススケーターとして成功した選手です。長野五輪にも出場し、独特のスタートフォームとひげ面で僕もファンでした。そんな彼と同走、1レース目は負けましたが2レース目はなんとか。ちょっと嬉しかったです。

※そんな彼と仲良く床掃除した日本人は僕くらいかなと

【リンク路面】

アメリカの各都市にはインドアリンクがたくさんあります。今回行ったタコマ(シアトルの南)の近辺だけでも5カ所ほど。そしてその路面は独特です。どこまでもグリップするので、遠心力に対していくらでも身体を傾けられます。アイススケートのショートトラックのイメージにとても近づきます。多くのスピードスケーターが慣れている200mバンクトラックとは走り方をがらりと変えなくては滑れません。それ故、世界選手権チャンピオンでも全く勝てないどころか、慣れなければまともにレースするのも難しいのがNSCです。逆に、テクニックさえマスターできれば戦える場所でもあります。この2年間日本のインドアで練習してきた僕の勝機はそこにあります。

※ものすごく面倒見のいいジェレミー。今度ビールおごる。とても速い。

2014/01/30 04:45