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アメリカで30年以上教えられてきた
アドラー心理学に基づく子育てのコースの名テキスト
『自己肯定感を育む子育て・仮』を翻訳出版したい!

プロジェクト作戦MTG&読書会のレポート!

こんにちは、サウザンブックスです。4/18に開催したプロジェクト作戦MTG&読書会についてレポートします。

まずは、発起人の塚越さんから、本の内容について簡単にご紹介いただきました。
以下、お話いただいた内容のご紹介です。
 


アドラー心理学の中心的な考え方が、子育ての場面でどう生かされるのでしょうか。
そのひとつに「課題の分離」があります。
「課題の分離」とは、「これは誰の問題なのか?」というのを明確にする、ということですね。

例えば、子どもがよく忘れ物をする、といったときに、「XXは持ったの?」「〇〇を忘れないようにして!」と言葉かけをするご家庭もありますよね。
でも、忘れ物をして困るのは子ども本人です。忘れ物をすることによって、困ったことが起こることも考えられます。もしかすると学校の先生からの評価が下がったり、本人が授業に必要だったものがなかったり・・・。

その困ったことが起きないようにとヘルプしていると、子どもはリマインドされるのが当たり前になってしまって、自分で工夫をしようとしないかもしれませんよね。
親も、子どもが忘れものをしないようにするのは自分の課題だと思ってしまっているかもしれません。
でも、落ち着いて考えてみると、忘れ物をして起こる困ったことを子どもが体験する機会がなければ、子どもは「今度から、忘れ物をしないようにしよう」と考えるきっかけがないかもしれません。「これは誰の課題なのか?」を明確にすることで、自分で考えて工夫するチャンスも生まれるんですね。

もちろん、子どもの発達段階や年齢にあわせて、最初のうちは親が見本を見せて、手助けしていくのですが、そのゴールは「自分で準備ができるようになること」ですよね。小学校も中学年になったら、一度は「ああ、忘れ物をしているな」と思っても、そのまま本人に帰結を体験させてみて、これはあなたの課題である、と教えてあげることも必要です。
 



このような感じで、すごくわかりやすい具体例を取り入れて本を紹介いただき、
その後は、参加者一同、一気に話が盛り上がりました。
そして、後半は、トークの盛り上がりを欠けることなく、プロジェクト成立に向けたアイデア交換を実施。


ご参加いただいたみなさまとパチリと1枚


また、この会にもご参加いただいたルミコ・ハーモニーさんは、発起人の塚越さんとポッドキャスト番組をされています。
最新エピソードNo46 では、本の目次にそって、内容をご紹介していますので、
ぜひチェックしてみてくださいね!
 

http://podcastlovetheworld.weebly.com/


そして、この読書会に続いて、週に1度程度のペースで、ZOOMというツールを使ったオンライン読書会を開催したいと思っています。
コンピュータかスマートフォンがあれば、どなたでもご参加いただける会です。
(スマートフォンの場合は、ZOOMアプリのダウンロードが必要です)
 

参加をご希望の方は、以下のFacebookグループに参加して、
発起人の塚越さんまでメッセージをいただければご招待します。
 

グループ→ https://www.facebook.com/groups/RCBbook/

塚越悦子FB→ https://www.facebook.com/etsuko

ツイッタ→ @EtsukoT

(※FBアカウントをお持ちでない方は、ツイッターでのご連絡でも承ります)

 

引き続き、プロジェクト最後までどうぞよろしくお願い致します!

 

 

2019/04/24 16:21