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浸透性殺虫剤ネオニコチノイド国際シンポジウム 2016年6月18日(土)を成功させたい

【国際会議の舞台裏】オランダ人委員長を最安値LCC深夜便に押込たわけ

浸透性殺虫剤タスクフォースは、独立系科学者の団体です。世界各地で会議を開催するにあたって、現地のホストのお世話になることが多いのですが、予算の制約がある場合、素直にそれに従うのが不文律になっています。教授だからビジネスに乗せろとか高級ホテルを用意しろというような人はいません。今回も、予算の都合上、世話人が最安値検索の鬼となって節約を重ね、飛行機はLCC、ホテルは鶯谷、会場は大学、演者はノーギャラとした結果、あと10万円あれば、とりあえず赤字を出さずに済む、というところまで来たので、皆様にご支援をお願いすることにした次第です。体格のいい委員長を深夜発のLCCの座席に押し込むのはいささか気が引けたのですが、本人がそれでいいと言うので、そのようにさせてもらいました。 ネオニコチノイドについて、世界の中でも日本は特殊な位置を占めています。国土や国民にとって自殺行為とも取られかねないような使用を野放しにしている一方、世界中が注目するような研究論文が次々と出ています。委員長が東京での開催にこだわるのは、そうした事情もあるようです。世話人としては、世界の最高峰の学者たちに意見を日本人に紹介すると同時に、日本の実情を見てもらい、彼らが自国で行う活動に弾みがつくことを願っています。

2016/06/01 23:54