<はじめまして、湯女子大学です。>
こんにちは、はじめまして。湯女子大学を運営する、学長の寒河江麻恵(さがえ・あさえ)と申します。
今回、わたしたち湯女子大学がみなさんにご支援いただきたいのは、湯女子大学のオープンキャンパス「ONSEN SNACK湯女子」開催のための資金サポートです。
「SNACK?」と首をかしげるそのまえに、まず、湯女子大学というプロジェクトについてお話させてください。
湯女子大学は、私とふるさとである山形の仲間たちの手によって、2011年6月に生まれた、温泉好きな女の子が集う、温泉の学校です。
私がどうして湯女子大学をはじめたのか。
そもそものきっかけは、“ふるさとのの良さを伝えたい“という純粋な気持ちでした。
昔から温泉のある環境で育ってきたわたしにとって、温泉とそこでのコミュニケーションはとても心地よく、帰りたい場所であり、それこそがわたしが感じる魅力、それがわたしの伝えたいふるさとの良さだと気付きました。
そんなふるさとの良さ、わたしが感じた魅力を伝えることで、人と温泉、温泉地の縁をつないで温泉地を元気にしたい、さらには日本の温泉の魅力を伝えたい、その思いが湯女子大学として動き出した理由です。
現在、湯女子大学に参加したいと登録くださっているかたは100名弱。そしてそのほとんどが20代〜30代の働く女子です。
学生(登録者)へ向けて、講義やワークショップ、温泉地へのツアー、イベント等を企画・運営し、その情報を発信しています。
いままでの活動の様子はこちらをご覧ください。→湯女子大学 職員日誌
先日、7月9日にホームページもリニューアルを遂げ、今年9月より様々なカリキュラムを準備し再スタートしていきます。カリキュラムの種類は大きく分けて2つあります。
・湯女学(講義)
温泉を軸に、泉質や歴史などの基礎から、ライフスタイルと温泉、温泉と美容や温泉雑学など、多角度から広く温泉のことを知り、楽しみ方を見つけるためのきっかけワークショップです。
山形の伝統的な和紙を利用して、温泉うちわづくりを。
・湯女ラボ(地域別スタディツアー)
日本全国から毎回1つの温泉地を決め実際に温泉へ旅をします。湯女子大学独自のメソッドで湯と人と街に浸かり、通常の旅とは異なる温泉との出会いを生み出します。
街を歩いて泉質や文化などその温泉地ならではの事柄についてフィードワークを行います。
夜は地元の方々との交流会!これからの温泉について話ながら盛りあがりました!
みんなが“温泉の楽しみかた“を見つけるために、わたしたちは上記カリキュラムや他コンテンツを活かして学生のみなさんに温泉に関する知識や特別な体験、出会いなどを提供します。
温泉地のみなさんには活動を通して、温泉地の魅力を再発見していただく機会を提供し、温泉とひと、温泉地と都市、温泉人と都会女子のご縁を結び、サイクル化していくことが、わたしたちのミッションです。
<湯女子大学という理由>
日本の豊富な観光資源、温泉はそのひとつであり、独自に発展した温泉街のくらしや風習などは文化とも言えると思います。
ですが、現状温泉への観光客数は低下していて、泊をとらない日帰り客が増え、海外旅行の安さもあってか特に若い世代の温泉観光離れは年々増しています。さらに、東北関東大震災以降外国からの旅行者数もまだまだ少ないという現状です。
これらの問題を払拭し、“ふるさとの温泉地を元気にする、東北、日本の温泉の魅力を伝える”ために、温泉の楽しみかたを見つけ、伝えていくことができる人材を育て、輩出していくことが必要だと考えました。
温泉に関わる幅広い知識・良さを実体験して、情報をひとからひとへ、そして次世代へ伝えていくことが今後20年、50年100年先の、日本の温泉観光を牽引していくには重用なことだと感じたからです。
伝えたいと思えることやもの、ひととの出会いや、温泉地で楽しみを体感できる場を提供していくために、温泉を知る=学ぶ機関として、大学という名称に決めました。
<活動の目標と今回実現したいこと>
この湯女子大学に参加することで、”温泉がなんとなく好き“から”温泉への好奇心”や”温泉地との縁“を生み出し、そこから自分の“温泉の楽しみ方“を見つけてもらいたいと思っています。
さらには、湯女子たちそれぞれがただいま!と帰れる第2のふるさととなる温泉地が見つけられたら。
わたしたちは、湯女子大学で温泉の魅力や、楽しみかたを発信し、それらを伝えることができる人材を育成していくことで、日本の温泉観光の回復と発展に貢献していきたいと思っています。
そして、多くの人にこれら“温泉の楽しみ方”を目にしていただき、浸かるだけに終わらない、温泉をより楽しめる日本の温泉観光の新たなかたちを社会に発信していきたいと思っています!
その為の第一歩として、わたしたちの活動を知ってもらう、湯女子大学に一歩踏み入れてもらうための場所、オープンキャンパス、“ONSEN SNACK湯女子“を開催することにしました。
<オープンキャンパス ” ONSEN SNACK湯女子” って?>
湯女子大学の取り組みを紹介し、興味をお持ちいただいた方へ湯女子大学に一歩踏み入れてもらうための場所が、オープンキャンパスを「ONSEN SNACK湯女子」です。
ここでは、9月以降に実施するカリキュラムのスケジュール発表を行い、これまでの活動資料の展示の中、職員それぞれが湯女子大学について学生やご支援くださる方々とみんなで交流し、新たなつながりを派生させていく場として開催します。
【開催概要(予定)】
日時:2012/9/22(土)16:00~18:30
場所:恵比寿・スナック「白十字」東京都渋谷区恵比寿南1丁目8−10
会費:4500円(飲み放題と軽いお食事、湯女子大学オリジナルてぬぐい付)
みなさまには、この「ONSEN SNACK湯女子」の開催のためのご支援をお願いします!
さて。
なぜ“スナック“なのか、というところですが、「ONSEN SNACK湯女子」は、日本の温泉ならではの文化とも言える温泉街のとあるスナックをイメージしています。
旅をするひと、そこに住む人、様々な人たちが交わり、お酒を酌み交わし、出会いが生まれる温泉地の憩いの場。
そんな温泉街のスナックをわたしたち湯女子大学の交流の場として東京で1日開店させようというものです。
・温泉が好き!という女子
・湯女子大学に入学をご検討中のかた
・湯女子大学のことをもっと知りたいかた
・男子なので参加はできないけど活動を応援してくださるかた
・一緒に温泉に行ける湯女友が欲しいかた
・湯女子大学の職員たちにあってみたいというかた
・スナックというなかなか踏み込めない空間に入ってみたいかた
特に性別などに制限はありません。
「ONSEN SNACK湯女子」で温泉地にトリップしたかのようなノスタルジックに浸り、飲んだり食べたりとリラックスした空間の中で湯女子大学のこと、大好きな温泉のことをお話したり、こんなことがしたいというみなさんからのご意見などもどしどし伺っていきたいと思います。
そして、今後も定期的に情報を発信し継続して各コンテンツを実施するために、今回「ONSEN SNACK湯女子」への“支援”というかたちでご参加いただき、楽しんで頂きながらわたしたちのサポートをいただけたら嬉しいです。
湯女子大学オリジナルてぬぐいはこんな感じ!(イメージです)
【今回集まった資金で行うこと】
「ONSEN SNACK湯女子」会場利用費¥120,000
オリジナルてぬぐい制作費¥50,000
その他雑費¥50,000
(いままでの活動を展示し、かかわりのある温泉地についてご紹介するための各種制作費、ホームページオープンキャンパス用のページ制作費、ホームページ更新運営費用など)
※その他皆様からご支援いただきました資金は、今後の運営全般、湯女学講義や湯女ラボの開催などに対して活用をさせていただきます。
「ONSEN SNACK湯女子」へ参加を希望される学生のみなさんも、ここから“支援”というかたちで参加申込みをいただければと思います。
みなさん、ご支援をどうぞよろしくお願いします!!そして、ぜひご参加下さい!
Let’s enjoy with 湯!