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日本にまだ二頭しかいないファシリティドッグ
人を癒す特別な犬を、もっと多くのこども病院に!

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プロジェクト成立の御礼、引き続きの支援募集について

皆さまのあたたかいご支援のおかげで、期限前に目標額100万円に達成することができました。ありがとうございます!

少しでもファシリティドッグの導入費用の負担を軽減するために、期限(12月26日24時)まで、引き続きご支援を募集してまいります。
よろしくお願いいたします。

2014年12月19日 認定NPO法人シャイン・オン・キッズ
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<運営からのお知らせ>
現在本プロジェクトにおいては終了期日まで、銀行振込での支援も受け付けております。
ご希望される方は、「シャイン・オン・キッズ プロジェクト 銀行振込での支援希望」の件名で、下記アドレスまでメールにてご連絡ください。
担当者より、折り返し手順についてご案内させていただきます。

info@greenfunding.jp
※メールアドレスをクリックするとお使いのメーラーが立ち上がります
※ご連絡の際には、PCのメールアドレスよりご連絡ください。
 携帯のメールアドレスですとご連絡が届かない可能性があります。
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はじめまして。認定NPO法人シャイン・オン・キッズ事務局長の小寺真理子です。

私たちは、日本の小児がんや重い病気を患っている子どもたちとそのご家族を心の面で支えることに心血を注いでいます。
長くつらい入院治療中でも笑顔を忘れないでいられるよう、病院に常勤する「ファシリティドッグ」、カラフルなビーズを使う「ビーズ・オブ・カレッジ®(勇気のビーズ)」という独自のプログラムを国内のこども病院等に提供しています。

病院に常勤して子ども達の心に寄り添うファシリティドッグは、まだ日本には私たちの二頭しかいません。
今回、三頭目のファシリティドッグの活動開始を目標にクラウドファンディングにチャレンジします!

小児がんの子供への医療サポートの現状

小児がんや重い病気の治療を受ける子ども達は、過剰なストレスを抱えています。
日本における医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポートという面ではまだ立ち遅れています。

小児がんや重い病気で入院治療を受ける子ども達は、不安であったり過剰なストレスを抱えています。そのため、長い入院生活を経たのちに、うつ病や不安障害、PTSD等が生じる危険性が高いことが知られています。

それらを予防するためには、入院当初から子どもたちの気持ちに寄り添うことはもちろん、子どもたちを取り巻く環境にも働きかけていく「緩和ケア」がとても大切で、子どもたちの退院後の生活に大きく影響します。

私たちが病院に提供している「ファシリティドッグ」、「ビーズ・オブ・カレッジ®」はともに「緩和ケア」のためのプログラムです。
 

シャイン・オン!キッズの設立の想い

シャイン・オン!キッズは、東京に20年以上住んでいた外国人夫妻が日本で設立したNPO法人です。
自分たちの息子が生後1ヶ月に満たないときに急性リンパ性白血病と診断され、日本の病院で懸命の治療を続けましたが2歳を目前に亡くなりました。
つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかった息子の勇気、そして、親として自分たちが日本の入院治療生活で経験したことがきっと役に立つにちがいない、自分たちのように苦しみを背負っている日本の小児がん患者の子どもたちとその家族のためにポジティブな何かを作り出せるはずだ、という想いが発端でした。

日本における患者のサポートを問い直し、告知から治療、退院後まで全面的に患者をサポートするシステムを整えたいと願い、2006年にNPO法人の設立に至りました。


 

愛情と安らぎを与えるファシリティドッグ

ファシリティドッグとは、ストレスを抱えた人々に愛情と安らぎを与えるよう専門的に訓練された犬です。

ファシリティドッグの主な仕事は、知らない人に自分の体を触ってもらい、それを楽しんでもらうことです。
特に子どもは動物を抱きしめることが大好きで、このスキンシップには子ども達のストレスを減らし元気づける効果があることが、研究により明らかにされています。



そこに人間ではできない、犬だからこそできる「心のケア」が存在します。
ファシリティドッグは、辛く困難な道のりに耐える子ども達の心を癒し勇気を与える役割を担います。
最先端の医療と心のケアの共存で、よりよい治療環境を患者やご家族に提供することができるようになります。

ファシリティドッグの大きな特徴は、病院など毎日同じ施設に勤務し、その施設での個々のニーズに合わせた活動を行えること、時々訪問して触れ合うという短い時間ではなく、多くの時間を同じ犬と繰り返し過ごしていただけることです。
勤務する施設のスタッフとして扱われ、患者との交流などを業務として行います。

2014年現在、静岡県立こども病院でハンドラー皆川誠一郎とヨギ(ゴールデンレトリバー 雄3才)、神奈川県立こども医療センターでハンドラー森田優子とベイリー(ゴールデンレトリバー 雄6才)が緩和ケアチームの一員として勤務しています。
それぞれのファシリティドッグは年間で延べ5,000人の患者さんとふれあいます。

今回のプロジェクトが成功したら、三頭目のファシリティドッグが活動開始することが現実になって、この特別な犬がより多くの子どもたちを支えることができるようになります。
 

ファシリティドッグプログラム概要


◉静岡県立子ども病院 院長:瀬戸嗣郎氏インタビュー

<ゴール>
 治療成果を上げること、および子どもたちの治療や療法への前向きな姿勢を促すこと。

<ニーズ>
小児がんや重い病気の治療を受ける子ども達は、過剰なストレスを抱えています。ファシリティドッグは、辛く困難な道のりに耐える子ども達の心を癒し勇気を与える役割を担います。

<内容>
日本初の、小児病院における常勤の動物介在療法。看護師経験を持つハンドラーと専門的なトレーニングをつんだ犬がペアとなり、一箇所の病院に常勤します(月~金、毎日病院に「出勤」)。病院には緩和ケアチームの一員として受け入れられています。

ファシリティドッグプログラムは日本初の試みとして2010年から静岡県立こども病院で開始されました。
2012年に二頭目を神奈川県立子ども医療センターに提供。
以来、実績をつみ、患者とそのご家族、医療スタッフにファシリティドッグプログラムは大変喜ばれています。

多くの患者さんが「ベイリー、ヨギがそばにいてくれて痛みを忘れる、不安がなくなる、怖い治療を受ける勇気をもらう」と言ってくれます。
ベイリー、ヨギがいないと「手術に行かないよ!」ということもあります。
ベイリーとヨギが静かに側にいてくれるから勇気を出すことができるようになります。
それはファシリティドッグにしかできないことです。



病院のスタッフにもファシリティドッグが大事な存在です。
ストレスを軽減、笑顔が増えることで職場の雰囲気もまるくなり、治療(仕事)がしやすくなるうえ、患者にも良い影響を与えます。

ご族にも、患者以上にファシリティドッグが必要かもしれません。
がんばっているこどもの前で泣いてはいけない、不安な様子をみせてはいけない、という親御さんにも、物を言わずに寄り添うファシリティドッグの存在が心の癒やしになり、勇気や安らぎをもらった、と言われることも多くあります。

しかし、命がけで病気と闘っている子どもは2病院に限ったことではありません。
全国のこども病院にベイリーとヨギのような親友が必要な子どもと家族がいます。
がんばっている家族のため、ファシリティドッグプログラムを新たな病院に導入していくことが私たちの目標です。

<三頭目導入に向けたスケジュール>
2015年-春:導入候補病院に対してプログラムのプレゼンテーションを実施
2015年-夏:子犬の時から約1年の確立した訓練を受けた犬をアメリカから呼び寄せる
2015年-夏:臨床経験のある看護師がハンドラーとしての専門的なトレーニングを受ける
2015年-夏:導入病院の確定
2015年-冬:ハンドラーとファシリティドッグが新病院で活動開始
2015年-2021年:ファシリティドッグプログラムの実績・効果を積極的に学会等で発表し、ファシリティドッグの認知を上げ、理解を深め、普及につとめる
 

ファシリティドッグが当たり前の世の中に

どこの病院に入院しても、同じ環境で治療が受けられる体制を子どもたちに提供することが私たちの使命だと思っています。
ファシリティドッグも二頭にとどまらず、いずれはどこの病院でも病院スタッフの一員としてファシリティドッグが活動している世の中になることを目指しています。

しかし現在日本にはファシリティドッグを養成する施設が存在せず、ハワイのトレーニング施設から犬を提供してもらっているため、かなりの活動資金が必要になります。
そしてファシリティドッグは約7、8年活動しますので、その活動期間分の資金目安(数百万円)が立てられなければ導入が難しいプログラムではあります。

ですので年に何頭も病院に提供することは難しいですが、まず私たちの目標としては厚生労働省が認定した小児がん拠点病院を中心に導入、その効果を積極的に学会などで発表をし認知度を広めていきたいと思っています。
また新規病院へ提供する際には全活動年間を通じてシャイン・オン!キッズが活動を無償提供するのではなく、開始数年後から病院に費用負担を少しずつ移行させていただき、最終的には病院が100%費用負担する形での活動計画を予定しています。

今回、クライスラー社のサポートを受け、GREEN FUNDINGというプラットフォームを使い、自分たちだけでは拡散できない人たちにも活動を知ってもらう貴重な機会を得ることが出来ました。

今回皆様よりいただいたご支援は、三頭目のファシリティドッグの活動資金の一部として使用させていただきます。
病気と闘っている子どもたちが笑顔で病院生活を送れる、治療に前向な姿勢で子どもたち、家族が取り組める環境が整います。

日本でがんや重い病気と闘っているすべての子どもたちが入院する病院に、プログラムを提供することが私たちの目標です。
より多くの子どもたちが病気であっても笑顔を忘れずにいられるために、ぜひあなたの寄付という形でプロジェクトを応援してください。


▼リターンについて

【2,000円のご支援】 
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

【5,000円のご支援】 
・ファシリテリィドッグハガキセット(3枚)
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

【7,500円のご支援】 
・書籍「ベイリー、大好き」
 文ー岩貞るみこ 写真ー澤井秀夫 出版ー小学館

・ファシリティドッグハガキセット(3枚)
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

【10,000円のご支援】 
・ベイリーとヨギのサンキュー「パウプリント(足型)」コピー
・書籍「ベイリー、大好き」
・ファシリティドッグハガキセット(3枚)
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

 

【30,000円のご支援】  
・シャイン・オン!キッズ オリジナル組紐ブレスレット
・ベイリーとヨギのサンキュー「パウプリント(足型)」コピー
・書籍「ベイリー、大好き」
・ファシリティドッグハガキセット(3枚)
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

【50,000円のご支援 *15名限定*】 
・額装したベイリーとヨギのサンキュー「パウプリント(足型)」オリジナル
・シャイン・オン!キッズ オリジナル組紐ブレスレット
・書籍「ベイリー、大好き」
・ファシリティドッグハガキセット(3枚)
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール


※画像はイメージです

【100,000円のご支援 *5名限定*】 
・2015年9月26日(土)に開催するシャイン・オン!キッズのファンドレイジングパーティーへのご招待(2名)
 ベイリーとヨギに会えるチャンス!
・シャイン・オン!キッズ オリジナル組紐ブレスレット & オリジナルチャーム 
・書籍「ベイリー、大好き」
・ファシリティドッグハガキセット(3枚)
・いままでに公開していない、ベイリーもしくはヨギの特別な写真とお礼メール

<2014年度のパーティの様子>

 

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