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「アインシュタインは僕にとってスーパースター」写真家 所幸則

アインシュタインが活躍していたのは、今から約100年ほど前になる。

相対性理論で知られるアインシュタインだが、実は彼、相対性理論ではノーベル賞を受賞していない。

 

しかも、特殊相対性理論は、まだ無名の公務員だった27歳のアインシュタインが、博士号を取得するために書いたものというから驚きである。(当時、周囲の理解を得られなかった相対性理論だが、ドイツ物理学界の大御所からの支持を得たことで、彼は次第に物理学界に受け入れられるようになったと言われている。)

 

そんなアインシュタインに、少年の頃から憧れ続けているのが 写真家 所幸則氏 だ。
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彼は、2006年まで雑誌や広告の世界で仕事をしており、これまで撮影したポートレートには、
・岡本太郎
・美輪明宏
・坂本龍一
・松任谷由実
など芸術家やアーティストから、俳優女優、その他、
・本田圭介
・浅田真央
・高橋大介
などアスリートまで多岐に渡る。

 

しかし、所氏は、10年前にキャリアをリセットし、それまでの作風から一変して、モノクロームによるランドスケープを中心に 新しい “第二期 所幸則” としての作家活動を始めた。

 

写真は一般的に「瞬間を切り取る」なんていう言い方もされるが、所氏はこう話す。

「時間に、瞬間なんて存在するのか?写真は、瞬間という線の中の一部を切っているに過ぎない。」

こうして、瞬間とは違った概念の時間軸を取り入れたOne Secondシリーズの制作がスタートした。

One Secondシリーズとは、1秒間を3カットで捉えた写真を 1枚に重ねたもの

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作品には、その1秒間での物の動き、速度、さらには“一瞬”と思われる中に存在する時間の経過のようなものが立ち現れている。

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“光は1秒間に30万km進むといった話が好きな人間”と自称する所氏の、最新作写真集のタイトルは、その名も『アインシュタイン ロマン』。今回の写真集についてこう話している。

 

「とても僕が生きている間には光に近い速度で地上を走りながら写真を撮る事は不可能だろう。せめてもの可愛い挑戦として300Kmで走る新幹線から撮る事で一部の人には伝わるかもしれないというささやかな試みから生まれた作品です。」
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写真集「アインシュタインロマン」は現在、クラウドファンディングにて 制作費の支援を募っており、開始からおよそ1ヶ月経たずして、100万円を突破した。

 

「この作品は大きいサイズで見たい」というファンからの声が多く、A4サイズ予定だった写真集のサイズを、B4の横型変形に変更。

 

所氏は「当初の予定よりトータルの制作費が増えてしまったので、プロジェクト終了日のぎりぎりまで、支援を募りたい」と話している。

 

今回の写真集、ページ数は100ページ以上、掲載する作品点数は70点以上が予定されている。

プロジェクトは 6月19日(金)23:59まで。 >>
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