img_7186

【イベントレポート】美人YouTuberがいざなう、VRアートの世界。~せきぐちあいみによるパフォーマンス&体験会~

“VRアート”というものをご存知だろうか。
VRアートとは、VR (Virtual Reality=人工現実感)の空間に3Dの絵を描いた新ジャンルのアートのことである。
今、この話題のVRを駆使して表現をするVRアーティストせきぐちあいみさんが、世界初のVRアート個展を開くためのクラウドファンディングが、GREEN FUNDING by T-SITEで支援を募集中だ。

せきぐちちあいみさんはVRアーティストの他に、美人youtuberとしても活動している。
そして今回、せきぐちあいみさん本人によるVRを使ったアートパフォーマンスや、参加者も実際にVRアートを体験することのできるイベントが、二子玉川蔦屋家電にて開催された。
クリスマスにちなんだせきぐちあいみさんの即興パフォーマンスなど、大いに盛り上がりを見せるイベントとなった。

img_7307

VRアーティストになった理由。

せきぐちあいみさん(以降、せきぐち):VRアーティストのせきぐちあいみです。よろしくお願いします!
そもそもVRアートって何なんだろう?っていう方も多いと思います。私のことを知らなくて突然来てくださった方もいるかもしれませんが、私、普段はYouTuberをやっています。

以前、ある取材でたまたまVRを体験したことがあって、そこですごい楽しくってVRにハマってしまい、実際に3D空間に絵をかいてみたらすごく楽しくて。
「みんなにも見てほしいな」と思ったんですね。

vr%e8%9b%9f%e5%8f%a5%ef%bd%b1%e8%bc%94%e3%83%bb%e7%b9%a7%e5%a3%b9%e3%83%bb%e7%b9%a7%ef%bd%b7%e7%b9%a7%e5%92%8f%e5%88%a4%e8%9c%92%e3%83%bbvraimi4▲せきぐちさんの書いた作品

それでVRアートの動画をアップしたりし始めたら、問い合わせや出演依頼やVRアートの制作依頼などもいただくようになって、『VRアーティスト』というのを名乗らせていただくようになりました。
私がVRアートを書いている様子などの動画をアップしたものがYouTubeにあるんですけど、その中に風神雷神の屏風の絵を描いたものがあるんです。それをハリウッド女優のミシェル・ロドリゲスさんという方が「Cool!」みたいな感じで紹介してくれたことで、一気に視聴者数が伸びていって。そこからいろいろな反響があったり、「海外のサイトに乗せていいですか?」という依頼をもらったりもして“プチピコ太郎現象”が起こったんです。(笑)
本当にネットの世界は何が起こるかわからないなぁ、と思いましたね。


▲実際にyoutubeに上がっている映像

妄想や夢の世界が叶う?

ここからは実際に、VRの操作方法をせきぐちさんがレクチャーしてくれるコーナーも。
そして、VRでのライブペインティングでは、ものの10分ほどで3Dのクリスマスツリーがせきぐちさんの手で描かれた。
VRは次世代型のデバイスだからこそ、「手を出しづらいな、難しそうだな。と感じるかもしれないけど、ものすごく直感的に楽しめるもの」と語ってくれた、せきぐちさん。
普段は時間をかけて書いたりもするそうだが、即興で短時間で描くようなライブペインティングも、これからやっていきたいのだとか。
実際にせきぐちさんの制作したVRアートの世界を体験できるコーナーでは、参加者の方が「子供のころの夢の世界みたい」と口にした。

img_7284▲イベント参加者が実際に体験している様子

せきぐち:本当にそうなんですよね。もともとyoutubeの動画をアップしているときって、自分の妄想を動画にしてアップしてたんですね。
自分の部屋でカメラに向かって、カメラを彼氏っていう体で話しかけたりとか、そんなことばかりしてたんです。(笑)
だからまさにVRは、妄想とか夢の世界が叶うようなものだな~と。
VRアーティストなんていうとめちゃくちゃかっこいい感じがしますけど、私の中でやっていることはずっと妄想なんですよ。(笑)

img_7124
VRって、“作られているものを見て入って楽しむもの”でもあるんですけど、自分が世界を作り出すっていうものでもあるなと。
私は作ってて思ったのが、例えばイルミネーションの設計とか建物の設計をする勉強とかにも役立つと思うんですよ。
VRをしていると、“VR彼女”とかもあるし、「もうVRでいいじゃん、現実いらないじゃん。」ってなる可能性もありますけど、逆にVRで疑似体験することによって現実が充実するってこともあるんじゃないかなぁと思うんです。VR彼女をやっている人は、女の子の耐性がつくかもしれないし。

VRでの世界のつくり方。

せきぐち:私が使っているのが『HTC vive』っていう機器と、グーグルが出している『Tilt Brush』っていうVRお絵描きソフトなんですけど、その中に日本庭園を描いたサンプルが入っていたりします。
滝があったり日本庭園の池があったりするんですけど、VRなので池の中に鯉を描いたりもできるんですよね。
3Dだから“何かの中に”“何かの裏に”という感じで、仕掛けを作ることもできます。
そもそも日本の美って、日本庭園もそうですけど“空間を含めた美”だったり、空間が意識されていることが多いじゃないですか。
だから空間を活かすVRは、和の世界観の相性がすごく良いような気がしていますね。

vr%e8%9b%9f%e5%8f%a5%ef%bd%b1%e8%bc%94%e3%83%bb%e7%b9%a7%e5%a3%b9%e3%83%bb%e7%b9%a7%ef%bd%b7%e7%b9%a7%e5%92%8f%e5%88%a4%e8%9c%92%e3%83%bbvraimi2           ▲せきぐちあいみ作 『日本庭園』

「本当に今ここにいる」という錯覚。

せきぐち:みんなが新しい刺激を受けて、「おお~!」となっているのを見ると、「あぁ、幸せ!」と思うんですよ。だからそういう場所を作っていきたいなと思っているんです。
今試作品的な感じで“食べられるVRアート”とかやりたいんですよね。

人って視覚からの情報がすごく多いんですけど、それ以外に嗅覚・聴覚・触覚など別の五感からの刺激があると「本当に今ここにいる」と錯覚してしまいやすいらしいんです。
“何かが飛んできてる”という状況を視覚で見せられて、そこに風が吹いていたら?とか。
扇風機とかで全然いいんですよ。それだけで本当に「あぁ、今ここにいる」って思っちゃったり。
今はまだ試作品なんですけど、お菓子の家みたいなのを作っていて、例えばそこに甘い匂いのアロマを出しておいて、ピンクのマシュマロをVR上に描くんです。
で、実際に本物のマシュマロを全く同じ場所にセットしておくと、VRの中の世界でマシュマロを食べているような気分になるじゃないですか。

img_3514

ただ、すごくアナログ的な問題でマシュマロを固定する方法がわからないんですけどね。(笑)でも、これは全然可能なことなんですよ。「あ、本当にあるじゃない!食べれるじゃない!」っていうことをすごくやりたくて。
匂いや味の刺激を受けると、絵のクリームやメレンゲから匂い立っているような錯覚を受けるんです。五感の錯覚を使って楽しめる、アトラクションのようなアートも増やしていきたいなと思っています。
あとは、今試作中のものだと、作ったVRアートを3Dプリンタで出してみるということも試してみている途中です。
今はまだ3Dデータに変換することをテストしていて、「このペンならいけるな!」とかいろいろ模索中です。

目標金額を1日で達成!

せきぐち:私のVR作品はYouTubeにアップされていたりもするんですけど、どうしても実際にVRで見てもらったときの感覚を体験してもらいたくて。それでVRアートの個展をしたいなと思っているんです。
VRデバイスの機器を置いて、実際にVRアートの中に入って楽しんでもらうという空間を作りたくて、クラウドファンディングで支援を募集させていただいています。
クラウドファンディングなので、支援していただければ実現することができるというもので、支援してくれた方にはいろいろなお返しだったりがあります。
パーティへの招待だったり、オリジナルのカードボードだったり、“オーダーメイドのVRアートを作ります”というものとかもあります。

vr%e8%9b%9f%e5%8f%a5%ef%bd%b1%e8%bc%94%e3%83%bb%e7%b9%a7%e5%a3%b9%e3%83%bb%e7%b9%a7%ef%bd%b7%e7%b9%a7%e5%92%8f%e5%88%a4%e8%9c%92%e3%83%bbvraimi3▲実際に描いている様子

目標金額は50万円だったんですけど、おかげさまで開始1日で達成することができました。募集期間は1月16日までなんですけど、昨日はおかげさまで100万円も超えまして。だから個展の開催自体は確実に決定することができました。支援は1月半ばまで募集しているので、150万円などの次のゴールを目指しているところです。
なんか私が欲深いみたいですけど、全部個展のためにちゃんと使いますよ!(笑)
次のゴールは地方公演なのか海外なのか・・・明言することはできないですけど、もっと凄い個展になることは間違いないので、応援していただけたら嬉しいです。

img_7346

そして、まだまだ未熟ではあると思うんですけど、個展を通じて世界に羽ばたくつもりでやっていきたいなと。
自分でも気が早いな~とは思ったりもするんですけど、VRというものに新鮮味を感じてもらえる今のうちに、たくさん作品を出すべきだと思っていて。業界の先輩にも聞いた話なんですけど、「まだ出せない、完璧になったら出そう!」とか言っていると、作品がいつまでも出せない。
だから今、みんなに知ってもらえる機会を大切にしたいなと思っています。

img_7339

せきぐちあいみさんの明るいキャラクターと、VRアートという未知の世界に、参加者のみなさんの笑顔の絶えない楽しいイベントとなった。
テレビ以来の技術革新とも言われるほど全く新しいコンテンツであり、世界が注目するVR。
新しいVRアーティストを日本から発信すべく、せきぐちあいみさんの個展開催のため、支援も検討してみてはいかがでしょうか。

▶︎プロジェクトページはこちら