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写真家、レスリー・キーの次なる挑戦~セクシュアル・マイノリティの1000人ポートレート

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。

このキャッチフレーズで始まったプロジェクト、「OUT IN JAPAN」。
「OUT IN JAPAN」は、セクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、複数のフォトグラファーによって、5年間で1万人分のポートレート撮影を目指すプロジェクトだ。(主催:認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ

2015年4月23日より、約2か月間に渡って、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE」上でプロジェクトが公開され、第一弾の撮影には92組111人が参加した。

 

▼OUT IN JAPANの詳細はこちらから
http://outinjapan.com/

第一弾、第二弾の撮影を手掛けるフォトグラファー、レスリー・キー氏に、今回のプロジェクトについて話を聞いた。
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フォトグラファー、レスリー・キーとは?

レスリー・キー氏は、シンガポール出身の写真家。これまでに浜崎あゆみやレディー・ガガ、松任谷由実、倖田來未、深田恭子など、芸能人を含む多くのセレブリティを撮影。「OUT IN JAPAN」第一弾の撮影を担当し、第二弾の撮影も務めることとなったレスリー。第二弾では236組、約250人の一般公募の中から、98組118人を撮影した。

▼レスリー・キー氏のホームページ
http://www.lesliekeesuper.com/

 

被写体の「人生」が輝く瞬間を記録する

今回の話を受け、「私にしかできない」と快諾したというレスリー・キー。LGBTは自身にとっても運命的なテーマであり、大きな宝だと語る。撮影にあたっては、人の心にある痛みを明るく輝かせ、「自信と勇気を与えること」を追求しているという。
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風を当てて髪をなびかせ、ポーズを変え、服をはためかせ、瞳を閉じさせる。レスリーの撮影は、モデルの気持ちを安定させるような空気作りに気を配りながら行われる。カメラの前に立ったモデルたちは、レスリーに撮られるほどに自信が湧き上がるようだ。
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相手を短い時間で理解し、心をつなぐにはどうしたらいいかを常に自問し、誠意をもって向き合うというレスリー。「出会った時間を、大切な思い出にしたい」と笑顔を見せる。

 

モノクロ写真によってその人の「色」を想像させる

「OUT IN JAPAN」プロジェクトの写真はすべてモノクロ。あえてカラーを選ばなかった理由としてレスリーは、「LGBTは昔からあるもの。時代は関係ないことだから」と話す。モノクロにすることで、本人の「名前、存在、ストーリー」を浮き彫りにしたいのだという。

Ataru NakamuraATARU NAKAMURA(中村中/歌手、作詞・作曲家、役者)

「あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。」

レスリーの写真はまさに「人」が光り輝き、見る者にも強い勇気と感動を与える。

 

1000人のパワーがあれば、伝わる

2016年4月5日に45歳になるレスリー・キー。誕生日までに1000人を撮影することを目標にしている。今回のプロジェクトを「私とみんなの作品」と語るレスリーは、「写真は過去から未来へと続いていくもの、1000人の気持ちがあれば伝えられる」と話す。「1万人撮ったら、世界が変わるよ。世の中に可能性を作って残したい」と真摯な思いを見せた。
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関西初・大阪撮影会の被写体を募集中!

レスリー・キー氏による関西地区初の撮影会が10月9日に行われる。撮影会に合わせ、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティを対象とした撮影モデルを募集中。9月27日18時まで、ホームページ上で申し込みを受け付けている。9月11日から10月9日は、東京有楽町のシアタークリエで写真展が開催される。

▼詳細はこちら
http://goodagingyells.net/join/#join-1173