Penbeプロジェクトチームです。
今回は、我々の思いとメンバー紹介をさせてください。
「モチベーション高く、楽しみながら学べる世界をつくりたい」
「将来役立つことを、義務として、イヤイヤやるような世界を解消したい」
と考えています。
そのために、書く行為を可視化し、勉強時間を見える化し、それをモチベーションにつなげます。
具体的には、ペンにつけるアタッチメント(IoT)で、加速度データを取得し、そのデータを用いて、勉強時間/集中力/前向きさ/学習課目に分類し、使っているお子さんたちと、親御さんや先生に、役立つ情報として返します。
お子さんには、スタンプラリーのような毎日の習慣づけと、将来を身近に感じることができるように勉強の意味を知ることができるゲーミフィケーションを提供します。
また、親御さんや先生には、子供たちが楽しく取り組めるように、勉強をした「過程」をほめることができるようなメッセージを伝えます。あわせて、いつ集中して勉強できたかという情報も伝えます。
科目ごとの勉強時間や、どの職業に興味があるかもわかるので、お子さんの将来を考える上でも役立ちます。 学校の勉強は絶対に無駄にはなりません。
成績の善し悪しだけではなく、学ぶ習慣をつけておけば、生涯成長し続けられます。 買い物をするにも、算数や数学でお金の計算が、産地を理解するには社会が必要です。
書いてある文章を理解したり、店員さんとコミュニケーションを取るには国語がいりますし、添加物を理解したければ、理科の知識を持っていた方がいいです。
仕事も同じで、エンジニアであれば、算数や理科の知識は日頃から使っていますし、海外の顧客とやりとりするために英語を話すこともあります。デザイナーになるにも、算数はもちろん、社会のことを知らないとよりよいプロダクトやサービスは作ることができません。
我々の元教師メンバーも「小中学校の勉強は将来生活する上で、必要最低限でしかない。」と言っています。学び続けることの大切さを日々の生活で気づく方も多いのではないでしょうか。
でも、お子さんたちって何のために勉強するかいまいちピンときていないんです。勉強を始めるきっかけもつかめず、やった成果もすぐには見えにくいので、やる気がおこらない。しかも、せっかく頑張っても、テストの点だけみて、怒られてしまう。とても残念じゃないですか?
お子さんが勉強の時に行う筆記はとても大切で、なにかを覚えるのにも、考え事をするにも非常に有効です。これまで長い年月、ずっとやってきたアナログな行為だからこそ、人間にはフィットしていて、脳を活性化するとも言われています。ただ、アナログゆえにデータとして蓄積しにくい。
これまで蓄積しにくかった筆記の情報を、新たなIoT技術を使って取得し、学ぶきっかけがつかめず、学ぶ意味が理解できないという問題を解決したいというのが我々の思いです。
Penbeは、映画の「製作委員会」のようなプロジェクト方式で開発されています。
もちろん、母体となる法人で、責任を持って進めますが、得意領域の違うメンバーが集まり、開発をすすめています。
IoT("もの"をインターネットにつないで新しい価値を生み出すこと)の性質上、ハードウエア、ソフトウエア、クラウドサービスなど様々な知識が必要です。特に今回はゲームの部分もあるため、ゲーム会社からも参画しています。
Penbeプロジェクトでは、主にハードウエアとビジネス面を担当しています。
この製品は、自分の子供を見ていて着想しました。
寝る直前ではなく、帰ってすぐに宿題をすればいいのに、なかなか始めない。勉強って必要だよって言っても、ピンとこない様子です。親の私にも問題があって、子供の様子をあまり知ることができない時期は、勉強してる様子を見るよりも、テストの点だけみて、叱ってしまっていました。
「歩く」や「移動する」というアナログな行為をデータ化して、運動するモチベーションにつなげれるんだから、「勉強する」という行為もデータ化できれば、学ぶモチベーションにつなげれるはず! IoTの技術があれば、小型化もできるはず!ということで、このデバイスの知財権を取得し、開発をスタートしました。 開発初期の頃、私の子供が勉強を始めたら通知が来るというコンセプト検証を行ったのですが、勉強を始めたという通知が、とても嬉しく、帰宅後に会話も弾んだので、これは良い製品になると確信しました。
また、このビジネスプランで、経済産業省「始動」プログラムに選抜され、シリコンバレーに派遣されたり、かながわビジネスオーディションで、起業化支援団体賞/KSP賞/来場者賞など複数の賞をいただいたり、三鷹ビジネスプランコンテストで優秀賞をいただいたりしました。最初の写真は受賞の時のものです(右側)。
これまで、大学卒業後、イメージセンサ(カメラの目の部分)の開発を行ってきました。
エンジニアではありますが、開発プロジェクトのプロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャーを数多くつとめ、多くの製品を世の中に送り出しています。
皆さんが使っているスマートフォンやパソコン、カメラなど、すくなくともどれか1つは、私が携わった技術や製品が使われてると思います。これまでとれなかったような高速の画像をとることができるようにし、子供の寝顔もきれいにとれるようなイメージセンサを開発してきました。これまでも、皆さんに身近なものを開発してきています。
Penbeでもこの経験を生かしていきたいと考えています。
下記のような記事も書いていますので、是非読んでみてください。
スマホ性能が爆発的に進化 世界を変えた「イメージセンサー」とは
IoTシステム、アプリケーション担当しています。
これまで、多くのITシステムや、IoTシステム開発を行ってきました。
例えば、バイタルデータを取得するリストバンド型のデバイスや着衣型の機能素材から得られる脈波・心拍の情報などからスポーツの状態を可視化、分析するようなシステムなどを手掛けています。
また、国内で最も早くApple Pay(旧:Passbook)で利用できるPassを作成するクラウドサービス「Passcle」をサービスインし、直感的な操作で、手軽にPassを発行することができるサービスを提供してきました。
本サービスで培った技術は、大手携帯販売事業者や広告代理店でもアプリを利用せずに容易にプッシュ通知を実現する手段としても活用いただきました。
Penbeでも上記のような知見を活かし、教育分野に新たな価値を生み出すシステムとして発展できるよう、力を発揮していければと考えています。
プロダクトデザイナー
世の中のしくみや価値観の変化と共に、教育のあり方も大きく変わろうとしています。
複雑・不安定・曖昧化していくいまの時代においては、ひとつの正解を導くだけでなく、自らが主体となって課題そのものを発見し、創造性をもって問題解決していく力が必要とされています。
PenBeは、書く行為をセンシングする新しいデバイスです。
勉強する行為を見える化することで、お子さんには学ぶことの面白さや手応えを、親御さんにはそのための伴走役としての環境をつくり、主体的で想像力を育む学びのデザインを生み出していきたいと考えています。
医療・ヘルスケア機器を中心に幅広いジャンルのプロダクトデザイン開発と取り組んでいます。 グッドデザイン賞、iFデザイン賞金賞など受賞多数。多摩美術大学非常勤講師。
元教師で、アプリケーション部分を担当しています。
教員をしていたときは、目の前の多様な生徒に深く関わりながら、成長を分かち合えることに大きな喜びを感じていました。僕のPenbeプロジェクトにおいての役割は、理想論だけでは計れない、「生徒のリアルな気持ち」を細部にまで注ぎ込むことだと思っています。勉強に対して、モチベーションが低い生徒であっても、Penbeを使うことで、自己肯定感が高まってしまう。学びたくなってしまう。Penbeが親と子の「学びを通した幸せの共有」をサポートする、カウンセラーのような役割を果たせればと思っています。まだ見ぬ、沢山の子どもたちの学習に革命が起これば幸いです。
お笑いが好きなので、チームのムードメイカーであり続けたいという気持ちもあります!(笑 色々と偉そうなことを書きましたが、新米パパでもあり、大変さを痛感し続ける日々で、世の中の保護者の方々と一緒に成長していければと考えています。
Penbeプロジェクトではメインに機械設計と海外進出を担当しています。
子供に勉強をもっと楽しんでほしいとお考えの保護者様が少なくないでしょう。
Penbeはお子さんにアクティブな学びをもたらし、学習意欲を高める魔法の杖です。
I Tテクノロジーの普及により、「Education(教育)」と「Technology(技術)」を融合したEdTech(エドテック)がますます身近なものになってきます。Penbeはデジタル技術を中心とし、お子さんにゲームをやりながら、本来の学ぶ楽しさを感じさせ、モチベーションを引き出すスマート筆記具です。
私は中国出身、イギリス留学、日本で10年ぐらい住んでおり、現在外資自動車部品メーカーでプロジェクトマネジメントの業務に従事しています。 今までのグローバル経験と製品開発の経験をPenbeでも活かしていきたいと考えています。
ゲームの企画、ソーシャル部分を担当しています。
これまでゲーム業界に25年程携わってきておりますが、最近はゲームの良いところを他業界のサービスに応用することも進めており、ゲーム以外の生活時間も楽しく過ごせるようなサービスを作る仕事なども手掛けております。教育関連でも何かできないかと思っていたところに声がかかり、即答で協力させていただくことになりました。学びの重要性、深さ、何より楽しさを子供達に知ってもらいたいという想いは他のメンバーと変わりません。少しでもそのお手伝いができるよう尽力していきます!
ナムコ・コナミ・ドワンゴといったゲームやIT業界において、先端技術を使った研究開発や事業開発に従事してきました。10年前に株式会社ライルズを創業、ゲーム事業だけでなくXR事業にも進出しています。元CESA技術委員会メンバーです。
Penbeデバイス連携のゲーム開発部のディレクターです。
ゲーム会社に所属し様々なアプリを開発してきました。世界中の子供達がデジタル上の巨大惑星を遊び場とし、子供達が無限の創造力を発揮できるゲームアプリ「Mobilmo」や、HololensでMR空間上に3Dオブジェクトを浮かべて業務のストーリーをサポート、遠隔地との通信を同時に可能とする「QuantuMR」などのディレクションを行ってきました。
Penbeでは単に「勉強をしたくなる」ではなく、「Penbeゲームで仲間と共に勉強して世界を作っていく!」という更に上のステップを目指しています。
勉強へのモチベーションが上がる ようなゲーム作りを目指していきます!
今回は、メンバー紹介を行わせていただきました。上記メンバー以外にもAIを担当するメンバーがいますので、また、別の機会に紹介をさえていただきます。